「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人は太る
「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人が太る理由
痩せたいなら食事にけじめをつける
なぜ「いただきます」や「ごちそうさま」を言わない人が太るかというと、「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人は、食事にけじめがなく、つまみ食いやダラダラ食いなど、ものを食べる時間が長い傾向があるからです。
なにも言わずに、なんとなく食べ始めると、『食事をとる』という区切りがつきません。
だから、なにをどれくらい食べたかよくわからないまま、食べても食べても満足感が得られない結果、ダラダラと長時間食べ続けてしまうのです。
長時間の食事は糖を脂肪に変えるインスリンが大量に分泌され、脂肪量も増え肥満につながる可能性があります。
つまみ食いは太る
「ちょっとだけ♪」を繰り返しがちでついつい食べ過ぎてしまうつまみ食いはデブの元です。
痩せている人は決まった時間に食事を摂る人が多く、あまり間食はしない傾向にあります。
痩せたいなら、つまみ食いは避けて決まった時間に食事を摂りましょう。
ダラダラ食いは太る
たとえ摂取カロリーが同じでも、ダラダラ食べをしていると太ってしまいます。
カロリーが同じ量となる食事をマウスに、
・時間を制限せず与える
・時間を制限して与える
という実験を行ったところ、時間を制限せずに食事を与えてダラダラ食いをさせたマウスはぶくぶくと太ってしまったという実験結果があるそうです。
ら、ダラダラ食いは避けて決まった時間に食事を摂りましょう。
一人で食べるときにも「いただきます」「ごちそうさま」
手を合わせ、食事だと脳にも認識させて、集中して食べることが大切
「いただきます」には、食材の「命を頂き、自らの命にさせて頂きます」 という意味が込められています。
また、「いただきます」には、その料理が提供されるまでに関わったすべての人に感謝するという意味合いもあります。
家族と暮らす人なら、ごはんを作ってくれた人への感謝を込めて、「いただきます」を言う人も多いでしょう。
しかし、ひとり暮らしの人や、一人で外食するときなどにも、きちんと手を合わせている人はどうでしょうか?
(気恥ずかしくて一人のときには「いただきます」を言わない方もいるかもしれませんね)
ダイエット中の方は、是非「いただきます」「ごちそうさま」を言うことから始めてみましょう。
また、たとえ一人でも、料理を器に盛って、食卓で食事はマナーよくゆっくり噛みながら楽しみましょう。
そうすることで、食欲が満たされ、心理的満足感も得られます。
食後は歯磨きでダラダラ食いを防止
何かを食べた後は、すぐに歯磨きをする習慣をつけましょう。
ちょっと間食した後にも必ず歯磨きをするようにすれば、せっかくさっぱりした口の中にまた食べ物を入れるのはためらわれます。
虫歯予防にもダイエットにもなって、一石二鳥です。
歯磨き粉はミントの味が強いもののほうが、食欲を抑えられます。
浅原哲子先生の著書「いただきます」を言わない人が太るワケ
この本はこんな人にオススメ
□お掃除ロボが座礁する部屋である
□水太りするから水分は控えている
□服を買うときに試着をしない
□お米、パン、麺は、昼や夜に食べている
□何食べる? と聞かれたら「何でもいい」と答えがち
□アラフォーから太り始めた
浅原哲子先生とは
現在、独立行政法人国立病院機構京都医療センター臨床研究センター内分泌代謝高血圧研究部部長をつとめています。
京都医療センターの肥満・メタボリックシンドローム外来を約20年にわたって担当し、3000人以上のダイエットを指導・成功させてきたカリスマ的な女医さんです。
世界一受けたい授業 「いただきますを言わない人が太るワケ」
本投稿は、2021年11月13日の日本テレビ系『世界一受けたい授業』「いただきますを言わない人が太るワケ。太る人・痩せる人の日常生活12の違い」で紹介された内容を参考に書きました。
放送局:日本テレビ系列 放送日:2021年11月13日(土)19時56分~20時54分 講師:浅原哲子先生 出演者:堺正章、上田晋也、有田哲平 、劇団ひとり、小関裕太、佐藤栞里、竹内由恵、水野美紀 他 |
その他「太る人・痩せる人の日常生活12の違い」
『世界一受けたい授業』「いただきますを言わない人が太るワケ。太る人・痩せる人の日常生活12の違い」 の中で紹介された内容は以下の通りです。
- 「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人は「太る」
- 食べたい物を聞かれた時に「わからない」と答える人は「太る」
- 睡眠不足の人は「太る」
- 朝起きてカーテンを開けない人は「太る」
- 舌に汚れがたまると「太る」
- コップ2杯の水で「痩せる」
- よくかまず、食べるのが早い人は「太る」
- 気温に敏感な人は「痩せる」
- 緑茶をよく飲む人は「痩せる」
- 夕食が食べられない場合は分食で「痩せる」
- 食後に軽く動く人は「痩せる」
- 1日2回、体重を計る人は「痩せる」
「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人は「太る」
前述の通りです。 「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人は、食事にけじめがなく、つまみ食いやダラダラ食いなど、ものを食べる時間が長い傾向があるからため太りやすくなります。
食べたい物を聞かれた時に「わからない」と答える人は「太る」
人の脳には今自分に足りない栄養分を感知するセンサーが備わっています。
瘦せている人の場合は、今食べたいものがはっきりしていて、自分に必要な栄養分などを摂ろうとするのです。
ですが肥満予備軍の人は何が食べたいのかわからず、偏った食事をしている可能性があります。
普段から何が食べたいのか意識していれば、自然とバランスの良い食事が取れているのだそうです。
睡眠不足の人は「太る」
2017年イギリスのリース大学で、19歳~65歳を対象に調査した結果、6時間睡眠の人は、9時間睡眠をとる人に比べて、ウエストが平均3㎝太いことが分かりました。
寝すぎもよくなく、睡眠時間は7時間から9時間に収めましょう。
朝起きてカーテンを開けない人は「太る」
朝起きてすぐにカーテンを開けて、朝日を浴びると、やせ体質に変わります。
体内にはBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれる脂肪を蓄積する遺伝子があり、この遺伝子が増殖すると肥満の原因となります。
その遺伝子を減少させる働きをするのが「日光」です。
BMAL1は日光を浴びると減っていく性質があるので、夜に増えた分は朝日を浴びることで減らすことができます。
できれば午前6時~7時の間に朝日を浴びるのがベスト。体内時計を整えて、代謝を上げることに繋がります。
舌に汚れがたまると「太る」
舌の味覚を感じる組織(味蕾)が、食べカスや過剰な細菌などでふさがると味を感じにくくなり、濃い味を好むようになり太りやすくなります。
通常の歯ブラシでは舌を傷つけてしまう可能性があるので、専用のブラシで朝の歯磨きと一緒に舌みがきするのがオススメです。
コップ2杯の水で「痩せる」
アメリカのバージニア工科大学の研究では、3か月間食前にコップ2杯の水を飲むグループと飲まないグループに分けて違いを検証しました。
すると、飲んだ方は7Kgの減少に成功!
水を正しく飲むと代謝が良くなり、痩せやすい体になります。
水を摂らないことは体にも悪影響なので、1~2時間おきにコップ1杯程度の水分を摂ることがおすすめです。
よく噛まず、食べるのが早い人は「太る」
早食いは噛む回数が減るので、脳の満腹中枢を刺激せず満腹感を感じにくくなり、食べ過ぎる傾向があります。
また常に箸を持っていると、どんどん口に食べ物を運んでしまいます。
一口食べるごとに箸をおくと、かむ回数も増えます。すぐに効果が出るのでオススメです。
気温に敏感な人は「痩せる」
肌寒さは痩せ細胞である「褐色脂肪細胞」を活性化させてくれます。
褐色脂肪細胞は寒さを感じると脂肪を燃焼し、30分のジョギングに匹敵する1日300kcal程度カロリーを消費します。
これからの時期は、換気などで少し温度を下げることで、うまく褐色脂肪細胞を活性化させるのがオススメです。
緑茶をよく飲む人は「痩せる」
北海道大学や天使大学の共同研究によると、緑茶などに含まれるカテキンを含んだ飲料を5週間飲んだところ、痩せ細胞による消費エネルギーが約2倍に高まり、脂肪の燃焼量が増加したとの結果が出たそうです。
緑茶だけを飲み続けるのに飽きてしまうという場合は、茶葉をギョウザの肉ダネに使ったりするのもおすすめ。
茶葉にはカテキンだけでなく、脂肪の酸化を防ぐビタミンEも豊富です。豚肉の脂と一緒に摂取することで、ビタミンEの吸収も高めてくれます。
夕食が食べられない場合は分食で「痩せる」
夕食が食べられない場合は分食をするのがおすすめ。
1日3食が基本ですが、残業などで夕食が遅くなる場合は、時間を分けて食べるのが効果的です。
19時ごろにおにぎりなどで軽く食事を摂っておけば、帰宅後にドカ食いすることを防げます。
食後に軽く動く人は「痩せる」
食後、すぐにゆったりとするのは太りやすい人の特徴です。
これは痩せるチャンスを逃しているのです。
国際的な医学雑誌に掲載された情報によると、食後散歩程度の運動でも減量効果があることがわかっています。
夕食後に散歩が無理でも、食器洗いや部屋の片づけ程度でも効果は期待できます。
とにかく軽く動くだけでOK!
むしろ食後すぐのハードな運動はお腹が痛くなったりすることもあるので、控えましょう。
1日2回、体重を計る人は「痩せる」
1日2回、朝と夜に体重を測って、比較します。
朝と夜で差が少ない場合は痩せていく傾向がみられ、逆に体重差が大きい場合は生活を見直す必要があります。
なお、肥満症診療ガイドラインでは1日4回(起床直後、朝食直後、夕食直後、就寝直前)の体重測定をし、これをグラフ化することが推奨されているそうです。