猫背は太りやすい
猫背姿勢は、上体が前に傾いて、肩や背中を丸めがちになった状態のこと。
楽な姿勢ではありますが、それはすなわち「楽=筋肉を使っていない」ということでもあります。
実は、食事制限や運動を頑張っていても、悪い姿勢のせいで結果が出づらくなっていることがあるのです。
特に「お腹だけぽっこり」という方は要注意です。
猫背で太りやすくなる理由
- 筋肉が使われていない部分は代謝が悪くなり、脂肪がつきやすくなる
- 内臓を支えるインナーマッスルが衰え、ぽっこりお腹になりやすくなる
(ボディラインが歪んで見えるため、体重以上に太って見える) - 筋肉の伸び縮みが減ることで血流も悪くなる
- リンパ管の動きも悪くなるので老廃物がたまり、より代謝が落ちて、脂肪をため込みやすくなる
猫背の特徴
(1)あごを突き出し、頭と首が前に出ている
(2)肩が前に出ている
(3)胸部の背骨のカーブが大きい
(4)腹部が全体的に前に出ている
(5)骨盤が後ろに傾き、骨盤を前方に突き出した格好になっている
(6)膝がしらが外を向き、やや曲がっている
姿勢が悪くなる3つの原因
- パソコン・スマホの長時間使用
- 運動不足・加齢による筋力低下
- 子どもの頃から姿勢を意識する機会がない
パソコン・スマホの長時間使用
椅子に座ってパソコンやスマホを使うとき、自然に顎が前に突き出し、背中が曲がった状態になりやすくなります。
人間の脳は、一番長く過ごす姿勢を「正しい姿勢」と誤認識するため、猫背で過ごす時間が長ければ長いほど、より一層猫背になりやすくなります。
コロナ禍の生活習慣(ステイホーム/テレワーク/リモートワーク/在宅勤務等)の影響で猫背が増えているとも聞きます。
運動不足・加齢による筋力低下
人間の頭部は約6㎏あると言われています。
良い姿勢を保つためには頭部を支える腹筋と背筋の力が大切なのですが、筋力低下によって姿勢を保つことができなくなると、姿勢が崩れ、猫背になりやすくなります。
子どもの頃から姿勢を意識する機会がない
昔から姿勢が悪い人は、大人になっても、なかなか姿勢を正すことが出来ません。
子どもの頃から姿勢を意識する習慣がなかった方は、なるべく早い段階でご自身の姿勢を見直し、姿勢を正すことが大切になってきます。
その他姿勢が原因で起こる不調
- 腰痛・ヘルニア
- 肩こり
- ストレートネック
- 頭痛
- 浅い呼吸
- 便秘など胃腸の不調
- 冷え症
- 集中力低下
- 睡眠障害
理想的な姿勢
背筋が伸びて胸を張ったまっすぐな姿勢は、体を細く見せることができます。
また、姿勢を維持するのに筋力が必要ため、筋肉を使うことで刺激し、ボディラインが引き締まりやすくなります。
理想的な座り姿勢
1.椅子に腰を深くかける
2.重心を後ろにする
3.背もたれから拳一つ分、背中を離す
理想的な立ち姿勢
以下が一直線上に揃っている姿勢
- 耳たぶ
- 肩峰(肩の外側の中央)
- 大転子(股関節の外側の出っ張り)
- 膝のお皿の後方
- 外側のくるぶしの前方
理想的な歩き方姿勢
- きちんと背筋を伸ばす
- 普段より少し早めの速度で歩く
- 横幅を小さくする(右足と左足の着地する位置が開きすぎないようにする)
- 大殿筋を引き上げて、体幹(体の真ん中)をグッとしめるような感じで歩く
姿勢を正して、メリハリボディを実現
「理想的な姿勢は疲れる」は既に姿勢が悪くなっているサイン
「疲れる」のは正しい姿勢を維持するための筋肉が衰えている証拠です。
(「猫背の方が楽だしいいのでは?」という方もいらっしゃるかと思いますが、実は、内臓が圧迫され呼吸も浅くなる猫背は人間にとって苦しい姿勢なのです)
とは言え、今までの癖をいきなり改善するのはとても大変です。
正しい姿勢に慣れていないと疲れてしまいますし、理想的な姿勢を意識しすぎて作業に集中できなくなるのも良くありません。
まず大切なのは正しい姿勢をキープできるだけの筋力を付けること。
筋肉をつけるまでは、小まめにストレッチしたり、身体を動かすなど筋肉の緊張をほぐしましょう。
楽して正しい姿勢を手に入れたい方には「美姿勢ビルダー」
美姿勢ビルダーは、ただの姿勢ベルトではなく、今までの悩みの根本である 「姿勢のクセ」から見直すことを目的としています。
正しい姿勢が続かない方にはオススメです。
美姿勢ビルダーの特徴
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- 色々な体型に気持ちよくフィットする設計
- 長時間使っても、脇が痛くなりにくい
- メッシュ素材なので、通気性が良く、蒸れにくい
- スーツの下に装着しても目立たない