【台風太り】台風が来ると体重が増える理由と台風中のダイエット
台風が近づくと体重が増える理由
自律神経の乱れが血液循環の悪化による体内の水分過剰を招く
台風の正体はすごく発達した低気圧。
台風も熱帯低気圧の一部で、「北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が17.2m/s以上のもの」が台風と呼ばれます。
低気圧は、自律神経の乱れを引き起こすために、血液循環の悪化による体内の水分過剰を招きやすく、身体のむくみにつながります。
ストレス食い
台風に対する恐怖心と、閉じ込められている閉塞感がストレスとなって、食べ過ぎの元となります。
台風で自律神経が乱れると体重が増える
自律神経が乱れると体重が増える
まず、自律神経は無意識的に消化・吸収・代謝・循環を司どっていて、「交感神経」と「副交感神経」の2つが、お互いバランスを取っています(※生活をしていく上でどちらかが必ず優位になって働いています)。
- 交感神経:血管を収縮させる働きがある。ストレスや緊張によって高まる。
- 副交感神経:血管を弛緩させる働きがある。体をリラックスさせる。
交感神経と副交感神経が均等に交互に優位になることで血流が良くなると、代謝活動がスムーズになって脂肪燃焼が促されます。
ここで、バランスが乱れ一方が強く作用し続けた場合はどうなるのでしょうか。
【交感神経が優位になりっぱなしの場合】
血管が収縮したままなので血流が滞留し、代謝が落ちてしまいます。さらに老廃物が溜まることによって冷えやむくみが起きやすくなります。
【副交感神経が優位になりっぱなしの場合】
副交感神経はエネルギーを脂肪に蓄える働きがあります。副交感神経が優位になりっぱなしだと、脂肪を溜めやすく太りやすい体質になります。
交感神経は脂肪分解にも関係している
交感神経は脂肪分解にも関係しています。
アドレナリンというホルモンが分泌されると、脂肪細胞に働きかけて脂肪の分解や燃焼を促すのですが、副交感神経が優位になると、アドレナリンの分泌量は減ります。
台風が来ると副交感神経が優位になる
基本的には人が起きて活動している時間帯は交感神経が、そしてリラックス時や夜に寝ている時間帯に副交感神経が優位になると言われています。
しかし、台風が近づいて天候が悪くなると、目からの刺激で「(光が少なくて)暗い」、内耳にかかる圧力の変化で「気圧が低下した」ことを感知します。
そして、「活動に適さない環境」と判断して、副交感神経を優位に働かせ、体を「休息と蓄積のモード」に切り替えます。
つまり、台風が来ると、昼間の起きている時間でも副交感神経が優位になりやすいのです。
また、天候悪化によっても活動量が減るため、リラックスモードの副交感神経が優位になりやすいです。
副交感神経が優位になりっぱなしだと、前述の通り、脂肪を溜めやすく太りやすい体質になってしまいます。
対策:自律神経を整える
規則正しい生活を心がけると、自律神経が整い、太りにくく痩せやすい体質へ変化します。
- 朝食はしっかり食べる
- 食べ過ぎない
- 軽い運動をする
- ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
- 良質な睡眠を十分にとる
朝食はしっかり食べる
朝食は自律神経にとって重要な行為です。
血流がよくなり体温も上昇。スムーズに交感神経へ移行できしっかり目覚められるので、朝食を食べることはオススメです。
また、毎日決まった時間に朝食を摂ることで生活リズムが整い、自律神経のバランスをキープするのに役立ちます。
食べ過ぎない
食べ過ぎによって胃腸に過度な負担をかけてしまうと、自律神経にも影響します。
食事は腹八分目を心がけて、三食なるべく決まった時間にとり、就寝の三時間前までには食べ終わることをオススメします。
尚、自律神経を整えるのにオススメな食べ物は、バナナです。
軽い運動をする
ただでさえ台風で副交感神経が優位になりやすいところに、座ったままだったりすると、交感神経が活発に働くべき昼間に脳にストレスがたまり、自律神経の調整がうまくいかなくなります。
すると昼間でも代謝が落ちやすく、体脂肪や老廃物を貯めこみやすい体質となるのです。
そんなときには、軽い運動などで身体を刺激してやると脳の動きが活性化され交感神経も活発になります。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
入浴も自律神経にとって重要な行為です。
湯舟に浸かって全身が温まると血行もよくなりますので、血流改善や冷え対策のためにも入浴はオススメです。
良質な睡眠を十分にとる
睡眠不足が続くと自律神経のバランスが崩れます。また、寝不足はダイエットの敵です。
良質な睡眠をとって自律神経を整えましょう。
台風中のダイエット
台風中の運動系ダイエット
家の中で出来る運動がオススメ
「軽い運動などで身体を刺激してやると良い」と書きましたが、台風接近中に外に出るのは危険です。
今回の台風14号については「かつてないほどの危険」と言われており、暴風が吹き始めると避難ができなくなるため、「不要不急の外出は控える」ように報道されています。
ジムに行ったり外でのウォーキング・ジョギングは控えて、家の中で出来る運動をしましょう。
たとえば、階段やちょっとした段差を利用して、踏み台昇降運動。段差の上り下りを繰り返すことで有酸素運動を行うことが出来ます。
台風中の食事系ダイエット
災害時でもダイエットに励みたい方には「低糖質パン」がオススメ
今回の台風14号は「過去最強クラス」。過去に類を見ない被害になる恐れがあります。
ダイエットにこだわりすぎず、パンなど簡単に食べられるものや保存食を台風の接近前に買い込んでおきましょう。
目先のダイエットよりも「食べられるときに食べること」を優先してください。
尚、災害時でも低糖質にこだわりたい方には「低糖質パン」をオススメします。
常温保存で賞味期限が長いため、災害用備蓄になるし、台風に限らず、コロナ感染等の病気で外出できない時にもあったら便利です。
(※お手元に届く時点で、賞味期限40日以上あります)
参考コンテンツ
本記事は下記コンテンツを参考に書きました。