褐色脂肪細胞への寒冷刺激で痩せる
褐色脂肪細胞とは
脂肪細胞のなかには、”脂肪を燃やす”働きをもつ「褐色脂肪細胞」があります。
褐色脂肪細胞は肩甲骨周囲や脊椎周囲に存在しています。
褐色脂肪細胞は脂肪を分解し、熱を産生することで体温の調節をします。
特に寒い環境では、交感神経の活動が高まるにつれて褐色脂肪細胞が活性化し、体温が下がりすぎないよう熱を産生します。
褐色脂肪細胞の機能低下や数の減少がおきると、生活習慣病やメタボリックシンドロームの原因になることが分かってきています。
褐色脂肪細胞を冷やす実験
下の通り、褐色脂肪細胞に寒冷刺激を与えると、基礎代謝量が増えることが分かります。
褐色脂肪細胞に寒冷刺激を与える方法
褐色脂肪細胞を冷やす方法には以下のものがあります。
- 寒中水泳
- 冷シャワー
- 保冷剤や氷枕
- 背中クールタイ
クールファットバーナー
今回は、このうちの「背中クールタイ」について説明してみます。
背中クールタイ
柔らかい筒で襟元と背中に空気を出入りさせる背中クールタイ。
背中クールタイは、熱気が上に昇っていく性質を利用して、シャツと背中の間に溜まってしまう熱気を逃がすことで涼しさを感じられる仕組みを利用しています。
背中クールタイを着けると背中の熱を逃がします。
脊髄の周りの褐色脂肪細胞とちょうど重なり寒冷刺激を与えることが出来るのです。
褐色脂肪細胞への寒冷刺激で脂肪が燃えやすくなり、ダイエットにつながります。
背中クールタイの形状
柔らかい筒状。筒はメッシュ生地です。
サイズ:M身長170㎝未満
:L身長170㎝以上
背中クールタイの使い方
使い方は簡単で、着用している服の後ろ襟にフックでかけるだけです。
背中と服の間にホースを差し込むような形になれば着用完了です。
実際に装着してみると、確かに筒を中心として背中全体がほんのり冷たく感じます。
背中クールタイの特徴
メリット
- 「褐色脂肪細胞」を直接冷やし、脂肪燃焼を促す効果がある
- 電源・電池が不要で気軽に利用できる
- 軽くて装着時の違和感が少ないので、作業時にも使いやすい
デメリット
- ぴったりした服だと、ホースを差し込んだ時に襟元が伸びてしまう
- 人によっては肌荒れする可能性がある
- 衛生上、使用後は水洗いが必要
背中クールタイを使用する際の注意点
- 手洗いで洗う
- 仰向けに寝転がる場合は外す
(椅子に普通にもたれかかるくらいであれば効果に支障はなさそう)
背中クールタイの購入方法
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