【レモン水ダイエット】目覚めの一杯の水にレモン汁を足す
朝起きたらコップ一杯の水
健康な大人は一晩にコップ約1杯分の寝汗をかくと言われています。
汗をかいて体温を下げ、深い眠りにつこうとする自然な働きによるものです。
朝起きたときは誰でも軽い脱水症状の状態に陥っています。
そのため、朝起きたときにコップ１杯分の水を飲むことは、寝ている間に失われた水分を補給する為に大切なことです。
レモン汁をちょい足し
目覚めの水１杯にちょい足ししたいのがレモン汁。
なぜかというと、レモン汁を加えた水にはダイエットに嬉しい効果があるからです。
柑橘類に豊富なビタミンCは、胆汁酸の合成を促すことで、LDLコレステロール値の低下に一役買っている。
引用元：書籍「医者が教える中性脂肪、コレステロールを下げる楽ワザ」
後述しますが、LDLコレステロール値の低下の他にも、レモン水には「血糖値上昇抑制効果」「脂肪燃焼効果」「脂肪吸収抑制効果」「疲労回復効果」「美肌効果」「リラックス効果」があります。
勿論、朝に限らず、その他の時間でも水分摂取の際にレモン汁を加えるのも良いでしょう。
たとえば、運動後や入浴後などの汗をたくさんかいた後にレモン水を飲むのもオススメです。
特に、ビタミンCは水溶性で体に留まってくれない為、こまめに摂取することも大切です。
レモン水を飲むメリット
- 血糖値上昇抑制効果
- 脂肪燃焼効果
- 脂肪吸収抑制効果
- 疲労回復効果
- 美肌効果
- リラックス効果
血糖値上昇抑制効果
レモンに豊富に含まれるペクチンは、水溶性食物繊維です。
ペクチンには食事中の血中のコレステロールや血糖値の上昇を抑える作用があり、ダイエット効果が期待できます。
血糖値を抑えるとなぜ肥満を予防できるのかというと、食事中のインスリンの分泌を抑えるから。
インスリンが分泌されると、余った糖分が脂肪として体内に蓄積されるため、インスリンの分泌を抑える事が脂肪蓄積の予防になると考えられています。
脂肪燃焼効果
レモンに含まれる酸っぱさの成分「クエン酸」は、体内で糖質脂質の代謝をスムーズに促してくれる成分です。
さらに脂肪燃焼も促進してくれるので、太りにくい体を作ることができます。
老廃物を体外に排出を促す力もあるそうです。
脂肪吸収抑制効果
レモンの黄色成分である「へスペリジン」は脂肪の吸収を抑えます。
「エリオトシン」というポリフェノールも含まれているため、中性脂肪の蓄積も防ぎます。
また、レモンの香り成分「リモネン」は、脂肪分解酵素であるリパーゼの分泌を促すとされています。
疲労回復効果
「クエン酸」は疲れの原因である乳酸を分解してくれます。
疲労の回復や血流改善に役立ちます。
美肌効果
ビタミンCは肌を美しく保ちます。
ビタミンCにはコラーゲンの合成を助ける働きもあるため、シワやたるみを防ぐ効果が期待できます。
また、抗酸化作用があるため、酸化を防ぐことで老化予防となります。
リラックス効果
レモンの香りの成分である「リモネン」は精神をリラックスさせてくれます。
レモン水の作り方
用意するものは水とレモンだけ
冷たすぎる水は身体を冷やしてしまうので、常温の水がおすすめです。
水道水の匂いや安全性が心配な方は、ミネラルウォーターか、一度沸騰させて冷ました白湯を使うと良いでしょう。
生のレモンを使う場合は、国産の無農薬レモンが安心です。残留農薬の心配なく皮ごと全部使えます。
(※外国産のレモンには、農薬や防カビ剤が使用されていることがあります)
レモンを用意するのが難しかったり、いちいちレモンを切ったり絞るのが面倒な場合は、市販のレモン汁を使用しても構いません。
材料
- 水(コップ1杯: 200㏄)
- レモン果汁(大さじ1: 15ml)
作り方
レモンは絞ったりスライスして使います。
レモン果汁(またはスライスレモン)を水に加えて飲むだけです。
※レモン果汁の分量はお好みで調節してください。
市販のレモン果汁を使用する場合は、
大さじ1杯(15ml)でレモン1/2個分(50g)分のレモン汁に相当します。
つまり、大さじ2杯でレモン1個分のレモン果汁が摂れます。
酸っぱいのは苦手という方へ【レモン水アレンジ】
酸っぱいのが苦手な方にはレモン水は飲みづらいものかと思います。
レモン水が酸っぱすぎて続けられない！という方は、甘味付けに「はちみつ」を使用すると良いでしょう。
はちみつは砂糖よりカロリーが低く、砂糖よりも甘味を感じやすいため、カロリーオフに役立ちます。
はちみつは、砂糖の半分の使用量で、同程度の甘さを感じられるとされています。
レモネードの作り方
はちみつを加えてレモネード(はちみつレモン)にするとグッと飲みやすくなります。
冷水の代わりにお湯を使うと、ホットレモネードになりますよ。
- 水(コップ1杯: 200㏄)
- レモン汁(大さじ2杯: 30ml)
- はちみつ(大さじ1杯: 15ml)
レモンスカッシュの作り方
水を炭酸水に代えて作ると爽やかな味わいに。満腹感も高まりますよ。
- 炭酸水(コップ1杯: 200㏄)
- レモン汁(大さじ2杯: 30ml)
- はちみつ(大さじ1杯: 15ml)
レモン水を作るのが面倒くさい方へ
市販のレモンウォーター
晴れと水 手摘みレモン
白樺活性炭でろ過した、まろやかで澄みきった天然水に、手摘みしたレモン果汁を使用した甘酸っぱく爽やかなフレーバーウォーターです。
い・ろ・は・す 天然水にれもん
厳選された日本の天然水にレモン果汁をひと搾りした、爽やかなフレーバーウォーターです。
レモン水を飲むタイミング
折角ならレモン水の効果を最大限に体にとりこみたいですよね。
レモン水をいつ飲むと効果的なのかを目的別にご紹介します。
ダイエット目的でレモン水を飲むなら
朝食の15分～30分前
空腹時に飲むことで栄養素を吸収しやすくなり、レモン水の恩恵を最大に受けられます。
レモンは、食後の血糖値の上昇を抑えてくれたり、脂肪燃焼効果や脂肪吸収抑制効果があります。
食前にレモン水を飲んでおくと、脂肪をため込まないようにしてくれます。
デトックス目的でレモン水を飲むなら
就寝前
体をリラックスさせたり、デトックスをさせたいときは、レモン水を寝る前に飲むとよいです。
レモンには疲労回復し、体をリラックスさせてくれる効果もあります。
また、寝る前にレモン水を飲むと、体にたまった老廃物を出して、血行もよくなります。
むくみが取れてスッキリします。
レモン水のデメリット
飲みすぎると胃に負担がかかるかも？
胃が弱い人は、空腹時にレモン水を飲むと粘膜があれることがあります。
空腹時に飲むときは、濃度を薄めに作るようにしましょう。
トイレが近くなるかも？
レモンには、老廃物の排出を促す効果があります。
そのため、いつもよりトイレが近くなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
紫外線が気になるときは、お出かけ前にレモン水を飲まない
レモンには、紫外線を吸収する「ソラレン」という物質が含まれています。
紫外線が強い時期、出かける前にレモン水を飲んでしまうと、シミの原因になるので注意が必要です。
持ち運びに金属製の水筒は使えない
レモンには強い酸が含まれているので、金属製の水筒はやめましょう。
水筒の内側がさびてしまったり、レモン水が変質してしまうおそれがあるからです。
