エンプティカロリーの食料品を避けてダイエットを成功させよう!

エンプティカロリーの食料品を避ける

エンプティカロリーとは

エンプティ(empty)カロリー(calorie)とは、「カロリーが高い割には体に良い栄養がほとんど含まれていない」という意味です。

誤用されがちですが「カロリーが空っぽ」「カロリーがない」という意味ではありません。空っぽなのは栄養素の方です。

エンプティカロリーの食料品とは

エンプティカロリーの食料品とは、「脂質や糖質が成分のほとんどを占め、ビタミンやミネラルといった身体に必要な栄養素が極端に少ない食品や飲料」のことを指します。

【エンプティカロリーの食料品の具体例】

糖分・脂肪・アルコールの含有量が高い割に他の栄養素をほとんど含まれない食品や飲料

  • お菓子
  • ジャンクフード
  • インスタント食品
  • 加工肉
  • 清涼飲料水(ジュース)
  • エナジードリンク
  • お酒

何故エンプティカロリーの食料品を避ける必要があるのか

まず前提として、生物の身体は「何かを食べたら、食べた分だけ体に必要な栄養素が入ってくる」と期待します。

ここで、必要な栄養素を僅かしか含まない食べ物ばかりを摂取していたら、脳が「必要な栄養素を確保するためには、もっと食べなければ生命活動を維持できない!」と勘違いしてしまいます。

その必要な栄養素を僅かしか含まない食べ物が、高カロリーだったとしたらどうでしょう?

容易に想像がつきますね?

食欲が止まらなくなって過食になったり、太ってしまったりします。

このように体に勘違いさせる、身体にプラスとなる栄養価をほとんど/まったく含まない食品は、ダイエットの観点からは避けるべきです。

「痩せたいのに衝動食いしてしまう」方はエンプティカロリーのせいかも?

たとえば、仕事や育児などで忙しくなると、ついついファーストフードやインスタント食品に頼ったりお菓子で済ませようとしてしまいがちですが、インスタント食品もお菓子もエンプティカロリー食品です。

エンプティカロリーは、どれだけ食べても満足感を得られず、むしろ食欲を増加させてしまいます。

なぜなら、カロリーを十分に摂取していても、不足している栄養素があると、その栄養素を求めて食欲が起きるからです。エンプティカロリー食品を食べること自体が押さえがたい食欲の原因になっていることに気付きましょう。

エンプティカロリーのせいで、沢山食べているのに栄養失調

ビタミンやミネラルは、身体を動かすための潤滑油のようなものです。不足すると心身に不調が現れます。

一度栄養失調になると、回復するまでに時間がかかってしまいますが、エンプティカロリー食品を多用している人の場合、そもそも食事量やカロリーは足りているので「なぜ体調が悪いのか」栄養失調に気づけない人も多いです。これが新型栄養失調が「隠れ栄養失調」と言われる所以です。

「食べても食べても満たされない。おまけになんだか不調」という方は食生活を正してみましょう。

エンプティカロリー食品を避けるために取り組むと良いこと

必ず原材料を確認して、なるべくナチュラルなものでできたものを選びましょう。以下のような食品がオススメです。

  • 旬の野菜・果物
  • 全粒穀類(玄米や全粒粉パン)
  • 豆製品
  • 青魚

エンプティカロリー参考文献

本記事は下記コンテンツを参考にして書きました。

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多かれ少なかれ、人は誰でもそれぞれ遺伝子に少しの変異(異常や障害を示さない程度の遺伝子変異も含む)を数個持っています。(※遺伝子変異には、親から受け継ぐ先天的なものと生まれた後に起こる後天的なものとがあります。)

そのため、同じ栄養素を摂取したとしても、同じ運動をしたとしても、人により質的・量的に作用は異なります。

ダイエット遺伝子検査を受けると、遺伝子レベルで自分の肥満傾向が分かるため積極的に摂りたい食事や逆に摂らない方が良い食べ物を知ることができます。また、自分にとって効率の良い運動方法も分かるので、効率的にダイエット出来ます。

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