【痩せの大食い】何故ギャル曽根は大食いしても太らないのか

【痩せの大食い】何故ギャル曽根は大食いしても太らないのか

痩せの大食いとは

「痩せの大食い」は痩せているのに大食であること。

痩せていてそれほど食べそうに見えない人が、意外とたくさん食べることを指す言葉です。

何故、痩せの大食いの人は食べても太らないのか

ギャル曽根さんをはじめとするフードファイターの方々が何故太らないのか、以前テレビで紹介されていたのでご紹介します。

腸内ビフィズス菌が多い
食べても血糖値が上がりにくい
食べても胃や腸に長く留まらず、早く排泄される
寝ている最中にも、起きている時とほぼ同じサイクルで活動している

腸内ビフィズス菌が多い

腸内の細菌が一般人の何十倍もいるというギャル曽根さん。

また、腸内細菌のうちビフィズス菌が占める割合は、一般女性が10％程度であるのに対し、ギャル曽根さんの場合は50％を超えているそうです。

ビフィズス菌は腸内で短鎖脂肪酸と呼ばれる成分を作り出します。

短鎖脂肪酸は、脂肪細胞が栄養分を取り込むのを抑えたり、脂肪の燃焼を助けたりする作用があると言われています。

食べても血糖値が上がりにくい

一般的には、人は食べ物を食べると血糖値が上がるものですが、痩せの大食いの人たちは、食べ物を食べても血糖値が上がりにくい体質であることが多いようです。

食べても血糖値がほとんど上がらないということは、満腹中枢が刺激されないため、「食べ物を食べても満腹感が得られにくい」ということになります。

ギャル曽根さんは「お腹いっぱいにならない」とした上で「おにぎりは1個目も100個目も同じ味です」と語っていました。

食べても胃や腸に長く留まらず、早く排泄される

一般的には、人の胃の出口は狭く、胃の中に入れた飲食物は胃の中にとどまり、緩やかに消化・吸収されて排出されていきます。

それに対して、痩せの大食いの人たちは、胃の弁が緩いために胃の出口が広く、蠕動運動が活発な体質であることが多いようです。

蠕動運動が活発ということは、飲食物を押し流していく力が強いということ。

つまり、食べたものが胃の中にとどまる時間が短く、あまり消化・吸収されずに排出されるということになります。

寝ている最中にも、起きている時とほぼ同じサイクルで活動している

ギャル曽根さんの身体は寝ている最中にも、起きている時とほぼ同じサイクルで活動しているとの分析結果もあります。

サーモグラフィーによる調査では、寝ているにも関わらず体の活動が起きているのと同じ状態に近いことが分かりました。

痩せの大食いの人たちの悩み

満腹中枢が刺激されないゆえ、痩せの大食いの人たちにも悩みはあります。

一般的な分量の食事では満足できない
食費が高くつく傾向がある

痩せの大食いになるにはどうしたらいいのか

痩せの大食いの人にも悩みはあるとは言えど、「痩せの大食い」はダイエットに励んでいる人にとっては憧れの存在です。

痩せの大食いになるにはどのような方法があるのでしょうか。

オリゴ糖を積極的に摂る

瘦せの大食いの体質は先天的な異常体質であるため、簡単には真似できないものですが、1つ目の特徴「腸内ビフィズス菌が多い」に関してだけは、(生まれつきと諦めることなく)普段の食生活の改善で近づけそうです。

ビフィズス菌は、オリゴ糖をエサにして増えるので、オリゴ糖を多く含む食品を積極的に摂ると良いでしょう。

【オリゴ糖を多く含む食品】

玉ねぎ
ごぼう
大豆
アスパラガス
はちみつ
みそ
ねぎ
バナナ
にんにく

※尚、芸人の芸人のちなていさん(危険物てぃらてぃら)は、三食すべて苦瓜(ゴーヤ)のみを食べて腸内細菌のバランスが変わった結果、75kgから45kgへと30kgのダイエットに成功して後天的に「痩せの大食い」体質を獲得しましたが、これは運が良かっただけのこと。TVでも「極端な過剰摂取は体に悪影響を及ぼす危険があるため、絶対にマネしないように」と注意喚起がなされていましたので、単一食品だけに偏らずバランスの良い食事を心がけて健康的に痩せましょう。