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ダイエット(その他)

【NHK高校講座】糖質制限ダイエットと摂食障害(過食症・拒食症)

ダイエット(その他)
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【NHK高校講座】糖質制限ダイエットと摂食障害(過食症・拒食症)

本記事は、2022年10月21日放送のNHK教育「NHK高校講座」の「【家庭総合】からだは食べものでできている ~食べたものはどんな働きをする?~」を参考に書いています。

番組情報

番組名NHK高校講座
放送局NHK教育
放送日時2022年10月21日10時00分~
出演者りゅうちぇる、高沢 英、小林ジュリアン他
講師・監修木村裕美先生(東京都立駒場高等学校)

お年頃のみなさんは、「ダイエット」に興味はありませんか!?

りゅうちぇるさんは「最近、食生活を見直し、朝食もとるようになって、バランスのいい食生活をとって、お肌もキレイになって、すごくいい感じ」とのこと。

高校生の2人、高沢 英さんと小林ジュリアンさんに理想の体型を聞くと、

  • 英さん「なりたい体型ってはっきりとはないですけど、高校生になって、いままでつかなったような場所にお肉がつくようになって、ちょっとだけ、それが気になるっていうのはあります」

    (贅肉なんて全然ついてないように見えるけど、自分ではちょっと気になったりしちゃう年頃ではあるようです)
  • ジュリアンさん「僕はちょっと痩せていて、太りたいと思っていっぱい食べたんですけど、まったく効果なかったです」

とのこと。

糖質制限ダイエット

身体をつくる「5大栄養素」

体内での働きの違いによって、「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「無機質」「ビタミン」の5種類に分けられます。

りゅうちぇるさんが「この栄養素を制限するダイエットがあること、2人とも知っているかな?」と問うと、英さんが「“糖質制限ダイエット”、って言葉だけ知ってる」とのこと。糖質制限ダイエットは、高校生にも知られているようですね。

糖質制限ダイエットとは

「糖質制限ダイエット」は、とっても人気なダイエット法です。

実はこの糖質制限ダイエットで摂取制限する糖質というのは、炭水化物の一種です。

糖質は、ごはんなどに多く含まれています。

ごはん等を食べると、その糖質は、体内でブドウ糖という物質になり、血液によって全身に配られます。

血液中のブドウ糖の濃度をあらわす「血糖値」は食後に上昇しますが、ブドウ糖はエネルギー源として利用され、2時間以内に正常値に戻ります。

しかし、日常的に糖質をとり過ぎると、このバランスが崩れます。

すると、脂肪が増え「肥満」の原因につながります。

だから、「糖質制限ダイエット」では、ごはんなど糖質を多く含む食品を制限するんです。

糖質をまったくとらないとどうなるのか

糖質も必要な栄養素だと私は思うので、バランス面でも、そこをけずるのって大丈夫なのかな?って、ちょっと心配になります。

糖質が摂取されなくなると、「筋力の低下」や「骨粗しょう症」「集中力の低下」を招く場合があります。

糖質が摂取されなくなると、「筋力の低下」や「骨粗しょう症」になる場合があります。

なぜなら、足りない糖を筋肉や脂肪を分解することで補給しようとするためです。

特に脳はたくさんの糖質をエネルギー源として使っているため、(糖質が摂取されないと)「集中力が低下」することもあります。

また、糖質制限ダイエットなどによる「痩せすぎ」も問題になっています。

特に女性の場合、次の世代にまで影響が及ぶことが明らかになっているんです。

痩せすぎてしまい、栄養状態が悪い母親から生まれる子どもは、出生時の体重が低くなる傾向があります。

日本では現在、2500グラム以下の「低出生体重児」の割合が先進国の中で最も高い、10%近くにまで達しています。

からだの機能が未熟なまま生まれた低出生体重児は、糖尿病など 生活習慣病のリスクが高くなる可能性があるという指摘もあります。

ダイエットをきっかけに摂食障害になることもある

ダイエットをきっかけに、拒食症といった「摂食障害」になる場合もあります。

漫画家の永谷順子さん(おちゃずけさん)は、摂食障害に苦しんだ過去の自分の体験をありのまま、マンガに書き下ろしました。

拒食

摂食障害になったきっかけは、高校生のころの無理なダイエット(拒食)です。

永谷順子さんによると「ただ食べない、本当に食べない。頑張れば頑張るほど勉強と同じで数字になって表れるのが本当に嬉しくって」と、当時、勉強に行き詰まっていたこともあり、ダイエットにのめり込んでいきました。

過食

拒食の反動で、今度は「過食」に走ります。

毎日、大量に食べては吐くことを繰り返し、進学先の大学にも通えなくなってしまいます。

漫画家になり、摂食障害を徐々に克服した永谷順子さんが自身の体験をマンガにして発表したのは、もうすぐ高校生になる娘に、かつて苦しんでいたころの自分を重ねたからです。

「こんな不幸(摂食障害)を、絶対に繰り返してほしくない。自分だけじゃないなっていうことを感じてほしい。」と永谷順子さんは話します。

20万人以上の摂食障害の患者さんがいる

無理なダイエットの反動から、拒食と過食を繰り返してしまう「摂食障害」。

現在、20万人以上の人が治療を受けていて、同じような症状に苦しむ人はもっと沢山いるといわれています。

なかでも、10代20代の摂食障害の背景には、恋愛問題や大人になることへの葛藤など、本人が抱える不安やストレスといった心理的な問題が隠されている場合が多いのです。

つまり、摂食障害は、誰にでもなる可能性がある、身近なものなのです。

高校生の英さんは、「他人から見える(自分が気にしている) カラダの部分って、すごいコンプレックスになりがちだけど、そのために心の健康というか、心が壊れてしまったら本末転倒。どんどん自分が不健康になってしまう。だから健康的な体を手に入れたいなら、心の健康も気遣わなければいけないんだなって思いました」と述べました。

「痩せていると美しい」という1つの価値観にしばられないで、自分らしい健康的な体型を目指したいものです。

そのためには、栄養バランスのよい食事と運動は欠かせませんね。

中村匠吾選手(東京オリンピックマラソンの日本代表)からのメッセージ

栄養はしっかりとりながらダイエットに励もう

「ダイエットの時の糖質抜きは、みなさんやっていると思うんですけど、栄養はしっかりとりながらというのが大事なのかなと思います」

「高校生のみなさん!今は成長期で、いっぱい食べていっぱい寝て、栄養をとることが大切だと思うので、好き嫌いなくいっぱい食べてください!」

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