どれだけダイエットをしても痩せられないのは、気持ちの問題なのかもしれません。
「痩せられない」と思い込んでしまうと、脳がそれを信じてしまい、本当に痩せにくくなってしまうのだそうです。
【思い込みダイエット】「太らない」と思いながら食べる
思い込みダイエットとは
自己暗示で痩せる「思い込みダイエット」
「自分は痩せている」「食べても太らない」「ダイエットは成功している」というように脳に思い込ませて痩せる方法です。
脳は実は騙されやすいものです。脳を上手く騙せれば特に何もしなくても自然と痩せていくケースもあるそうです。
ダイエットは気から
好きなものを好きなだけ気にせず食べているのに、スリムな人、いますよね。
痩せている人は食べる時に「これを食べたら太るんじゃないか」と思いながらは食べていません。
「病は気から」と同じように、人の身体は思い込みから良い影響も悪い影響も受けます。
「私は太らない」と思い込み続けて食べることでダイエット効果を生み出します。
思い込みダイエットのプラシーボ効果
プラシーボ効果とは
プラシーボ効果とは、「思い込み」が体にもたらす効果のことです。
たとえば、(実際は薬効成分を含まない偽薬を薬だと偽って投与された場合に)偽薬を投与された患者の病状が良好に向かうような現象のことをいいます。
また、ノンアルコールのドリンクをアルコールだと思い込んで飲むと、お酒を飲んで酔っ払ったときと同じような高揚感をもたらします(空酔い)。
仕事上でもそうです。「できる」と思い込むことで、本来以上の力が発揮されることがあります。
このように、人間の思い込みは、心身にリアルに影響を及ぼします。脳は簡単に騙されやすいのです。
ポジティブな思い込みでダイエットを成功させよう
ポジティブなプラシーボ効果がある反面、ネガティブなプラシーボ効果も存在します。
ネガティブな思い込みを作ることによって、悪い方向に状況が向かってしまうのです。
たとえば「これを食べたら太りそう」と思って食べると、本当に太ってしまう可能性があります。
ダイエットを成功に導くためには「太らないと思い込んで食べること」がとても大切です。
また、潜在意識で「自分は細い」と思い込んでいると、太るための行動をしないので、痩せやすくなります。
思い込みダイエットのコツ(考え方)
太らないと思い込む
太らないと自己暗示をかけて食べることが大切です。
「今、身体が甘い物を欲しているんだから食べても問題ない」
「これはカロリーが低いから食べても大丈夫」
「運動でカロリー消費したから食べても大丈夫」
思い込みダイエットの注意点
「痩せたい」と願わないこと
「痩せたい」という願望を思い込むのではなく、「痩せた」「痩せている」という結果を思い込むことが大切です。
【「痩せたい」=「(現在は)太っている」ということになってしまう】
「痩せたい」と願うと、潜在意識は「自分は太っている」と認識してしまいます。
そのため、「痩せたい」ではなく「痩せた」「痩せている」と自己暗示をかけることが大切です。
思い込みダイエットが成功しやすい人
自己暗示にかかりやすい人は思い込みダイエットを成功させやすい
- 女性
- 年齢が低い
- 素直で何ごともストレートに受け止めやすい
方が、自己暗示にかかりやすいと言われています。
自己暗示にかかりやすい人は、自分を良い方向にコントロールすることができ、ダイエットにも成功しやすいと言えます。
ダイエットは「痩せる」と思って取り組むと効果的
自己暗示をかけて自分の脳を騙してみましょう。
- 言葉に出す
- ストレスを溜めず楽しく食事を摂る
- 食べ終えたら「お腹いっぱい」と声に出す
言葉に出す
たとえ心の底では思い込めていなくても、毎日言葉に出していると、脳が勘違いして痩せられます。
毎日、鏡を見ながら「効果が出てきた」「痩せて綺麗になってきた」などと声に出すと、脳が勘違いしてくれることでしょう。
ストレスを溜めず楽しく食事を摂る
人間が「食べたい」と思うのは体が栄養を欲しているからです。
お腹が減ったら「太るかも」などと考えず、楽しく食事をしましょう。
(食べることに対する罪悪感や葛藤は捨てましょう。ストレスはダイエットの敵です)
繰り返しになりますが、「食べても太らない」と思い込むことが大切です。
食べ終えたら「お腹いっぱい」と声に出す
「お腹いっぱい」と自己暗示をかければ、実際は少ししか食べていなくても、満足感を得られます。