【イマジネーションダイエット】食べる前に「食べる想像」をするだけで実際に食べる量が減る
食べたことを想像した後に食べると摂取量が2割減る
2022年8月31日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系列)を見ていて、面白いなぁと思ったので更に調べてみました。「【ホンマでっか】美は努力!奇跡の50代軍団が語る日々の努力」で書いた内容と重複しますが、下記部分についてです。
食べたことを想像した後に食べると摂取量が2割減る
「いっぱい食べた」と想像してから食べると食べる量を減らせる
飯島直子さんは午後5時以降にお腹がすいたら、Youtubeなどで人が食べてるのを見て「すごい美味しそう」と思いながら「じゃあ明日の朝はラーメン食べよう」とか「焼き肉食べよう」とか考えるそうです。で、夕方5時までに食べる!
認知科学評論家・中野先生によると、食べたことを想像した後に食べると摂取量が2割減るそう。
例えば「ポテトチップスを袋いっぱい食べたい」と思ったときに「袋いっぱい食べた」と想像してから袋を開けて食べると、意外と「最初の2枚ぐらいでよかったな」という風になるそうです。
「食べ物のことを考えたら逆に食欲が増して食べ過ぎるのでは?」と思ったのが調べたきっかけです。
カーネギーメロン大学の実験
実験方法
実験には、25セント硬貨とM&Mチョコレートが使われました。
被験者を3つのグループに分けて、それぞれ次のように想像させました。
- 第1グループ「洗濯機に33枚の硬貨を入れること」を想像する
- 第2グループ「洗濯機に30枚の硬貨を入れた後、3個のM&Mチョコレートを食べること」を想像する
- 第3グループ「洗濯機に3枚の硬貨を入れた後、30個のM&Mチョコレートを食べること」を想像する
(一気にではなく1枚・1粒ずつ行動することを想像させました)
その後、ボウルに盛ったM&M’sを好きなだけ自由に食べてもらいました。
実験結果
事前に30粒食べる想像をしていた第3グループでは、ほかの2つのグループと比べ実際に食べる量が少なかったそうです。
また、問題の食べ物そのものを食べるという行為を想像することが重要でした。
なぜならば、別の実験により「食べ物」そのものを想像することでは食べる量は変わらず「食べる行為」を想像した場合にのみ効果があることの他、実際に食べるものと想像する食べ物が異なった場合も効果がないことも明らかになったからです。
食べ物だけでなく薬物やタバコにも応用出来る可能性がある
カーネギーメロン大学のMorewedge准教授は「これらの調査結果は、不健康な食べ物、薬物、タバコなどへの渇望を減らすためのコントロールに役立つと思います」と語っています。
【イマジネーションダイエット】まとめ
実験では、食べる前に「食べる想像」をするだけで実際に食べる量が減ることが明らかになっています。
一度食べ始めるとなかなか手が止まらずついつい食べ過ぎてしまう人は、イメージトレーニングのように、食事やおやつを食べる前に「その食べ物を食べている自分」を想像することで、食べる量を減らせるかもしれません。
参考コンテンツ
本投稿は下記コンテンツを参考に書きました。