【体脂肪率増加の理由】筋トレを続けたら体脂肪率が増えた!?なぜ?
筋肉が付けば、代謝量も上がり、脂肪も燃えやすくなるので、ダイエットが捗ります。
しかし、筋トレを続けていたら筋肉量は増えて逆に体脂肪は減っていくいくはずなのに、なぜか体脂肪率が減らなかったり逆に増えたことがありました。
(ダイエットのモチベーションだだ下がりです・・・)
そこで、原因についてパーソナルトレーナーさんに聞いてみたら、次の4つの可能性を教えてくれました。
- 家庭用体組成計の精度が低いから
- 食べ過ぎているから
- 栄養が足りていないから
- 筋トレの強度が足りていないから
本投稿では、筋トレを続けていたら体脂肪率が増えた(全然減らない)理由について書いています。
尚、有酸素運動や筋トレをした後に体重が増加する原因については、「【運動後の体重増加の理由】運動に励み始めたのに体重が増えた!?なぜ?」で詳しく書いていますので併せてお読みください。
有酸素運動や筋トレをした後に体重が増える理由は体の正常な反応のため、それほど心配する必要はありません。
筋トレを続けているのに体脂肪率が増えた理由
家庭用体組成計の精度が低いから
市販の体組成計の精度はあまり高くなく、正確な体脂肪率を表せないため。
色々な会社が、正確な体脂肪率を計算できるように体組成計の開発をしていますが、まだ体脂肪計の精度は高くないのです。
どういうことかというと、市販の体組成計では単純に、体組成計が流す微弱な電流への抵抗値と体重を統計値に加味して計算されています。
特に体内に水分が多いと、電流を通しやすいため数値が変動します。
(試しに水を多めに飲んでから体組成計に乗ってみてください。すぐに体脂肪率が変動するはずです!)
体内の水分量 | 体脂肪率の表示のズレ方 |
---|---|
多い | 体脂肪率が低く表示される |
少ない | 体脂肪率が高く表示される |
仮に毎日同じ時間に寝起きして、同じタイミングで同じ食事をして・・・と条件が同じ状況で生活している場合は、同じ時間に計測することで、体脂肪率の変動を把握しやすくなりますが、実際にはほとんどの場合は、毎日の食事内容も違いますし、水分量も違いますので、体脂肪の正確性に欠けるのです。
体脂肪計はあくまで参考程度にして、数%のズレがあることもあると考えたほうが良いです。
食べ過ぎているから
「筋トレしてるのに体脂肪率が増える」と悩む方の中には、単純に食べ過ぎているというケースもあります。
運動しているからといって、食べ過ぎることは禁物。筋トレで消費するカロリーは期待するほど多くはありません。
スポーツドリンクの飲みすぎも落とし穴の1つです。
栄養が足りていないから
逆に栄養が足りず、筋トレの効果が出ていないケースもあります。
筋肉をつけるには栄養が必要です。
いくら筋トレをしても、栄養が不足していれば筋肉が付くどころか、逆に不足分を補うために筋肉を分解して栄養にしようとするそうです。
しっかり栄養補給して筋肉量を維持しつつ筋トレで筋肉量を増やすことが大事ですので、極端な食事制限は避け、主食・主菜・副菜の揃った食事を心がけましょう。
筋トレの強度が足りていないから
「筋トレしてるのに体脂肪率が増える」方の中には、筋トレの強度が低く、きちんと筋トレの効果がでていないケースがあります。
なんとなく筋トレをしているという状況だと、筋肉に与える刺激が少なすぎ、筋肉はあまり発達していきません。
筋肉にしっかりと刺激を与えて、筋肉量を増やして行きましょう。
焦らずにトレーニングに励みましょう
筋トレをしているのに体脂肪が増えると悩みますよね?
そんなときはまず3点確認しましょう。
- 運動していることを理由に、食べる量を増やしていないですか?
- ダイエット中だからと厳しい食事制限をしていませんか?
- 筋トレをなんとなく適当に行っていませんか?
もしも当てはまらないなら、筋トレをしていて体脂肪率が増える理由は、単に体組成計の精度の問題です。
また、体脂肪は、筋トレを始めた途端に急に減るものではないので、長い目で見て徐々に体脂肪を落として行きましょう。
筋トレをして筋肉を大きくしたうえで有酸素運動をすると、体脂肪がより減りやすくなりますので、有酸素運動と併せて行うこともオススメです。
尚、頻度や強度、体質などの個人差もあり、筋トレの効果が実感できるタイミングは人それぞれです。
周りと比べ過ぎず、焦らずにコツコツトレーニングに励みましょう。