【ソーシャル・ジェットラグ】体内時計の乱れが肥満を招く!?
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ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)
ソーシャル・ジェットラグとは
ソーシャル・ジェットラグは平日と休日の就寝/起床リズムのズレ
ソーシャル・ジェットラグ(social jet lag)とは、社会的時差ぼけのことです。
具体的には、週末に平日より長く寝てしまうことで、海外旅行のときの時差ぼけのような状態になることをいいます。
就寝時間と起床時間の真ん中の時刻において、平日と休日で2時間以上の差があると、ソーシャル・ジェットラグを起こしやすくなります。
また、就寝・起床時刻のズレが大きいほど体内リズムは乱れやすく、ソーシャル・ジェットラグの弊害をもろに受けます。
ソーシャル・ジェットラグの例
- 平日では0時~6時の睡眠の場合:中央時刻は3時
- 休日になると2時~10時の睡眠の場合:中央時刻は6時
3時と6時には3時間の差があるので、この場合のソーシャル・ジェットラグは3時間になります。
まるで海外旅行に行ったような時差ぼけが生まれます。
ソーシャル・ジェットラグの弊害
ソーシャル・ジェットラグでは体内時計がずれるので、翌週の前半の眠気や疲労感が強くなってしまいます。
1度ずれてしまった体内時計を元に戻すのは容易ではないので、体に負担が掛かります。
休日明けの月曜日に体調が優れず憂鬱な気持ちになる「ブルーマンデー」の要因にもなっているといいます。
また、ソーシャル・ジェットラグは、疲労感の蓄積だけでなく、肥満のリスク上昇にも関連します。
ソーシャル・ジェットラグ時間が長いほどBMIが高く、体脂肪量が多く、メタボ率も高いという研究結果もあるそうです。
週末の寝だめがソーシャル・ジェットラグを招く
多くの人が平日の睡眠不足を休日に寝だめして補おうとしています。
また、「明日は休みだから」という理由で夜更かしをし、さらに朝寝坊する(つまり睡眠時間が後方にずれる)という休日の睡眠習慣の特徴も、ソーシャルジェットラグを招きやすくなります。
ソーシャル・ジェットラグを起こしやすい人
- 平日の朝は決まった時刻に起きるけれど、休日は遅寝遅起き(夜更かし&朝寝坊)
- 同居人に気兼ねする必要のない人(特に一人暮らしの人)
ソーシャル・ジェットラグの防止法
ソーシャル・ジェットラグを引き起こさぬよう、就寝・起床リズムを崩さないように、休日も平日とほぼ変わらない時刻に起きることが理想的です。
- 毎朝、同じ時刻に起きる
- 無用な夜更かしは避ける
ソーシャル・ジェットラグの参考コンテンツ
本投稿は、下記コンテンツを参考に書きました。
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