ビーポーレンにはダイエット中にも嬉しい栄養成分がたっぷり
ビーポーレンとは
ミツバチが集めて団子状にした花粉
ビーポーレンは、ミツバチが花蜜を集める際に同時に集めてくる花粉の塊です。
ビー(Bee)は「ミツバチ」、ポーレン(Pollen)は「花粉」の意味です。
ミツバチは採取した花粉を、蜜や体内から分泌した酵素とともに練り固めて団子状にし、後ろ足の「花粉かご」に付けて巣まで運びます
巣に持ち帰られた団子状のビーポーレンは、ミツバチの食料やローヤルゼリー(女王蜂の食料)の原材料となります。
ビーポーレンは、豊富な栄養素をバランスよく摂取できるため、海外では古くから取り入れられてきました。最近では、スーパーフードブームの後押しもあり、日本でも人気が高まっています。「みつばち花粉」や「花粉荷」「花粉団子」と呼ばれることもあります。
ビーポーレンは、ほんのりと甘く、食感は少し固めで歯ごたえがあります。
ビーポーレンの栄養成分
ビーポーレンには、体内では生成できない必須アミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
ビタミンB群では、ナイアシン、ビタミンB1・B2・B6が豊富です。
尚、どの花の花粉で作られるかによって栄養成分が少し変わるそうです。
ビタミンB群
ビタミンB群は、エネルギー代謝を促したり血行を促進して体脂肪燃焼に役立つ栄養素です。
それぞれが作用しあって働くため、まとめて「ビタミンB群」と呼ばれています。
ビタミンB群のうち、ビーポーレンにはナイアシン、ビタミンB1・B2・B6が豊富に含まれているため、これらに絞ってご紹介します。
【ビーポーレン100g中の含有量】
- ナイアシンは290mg含まれています。
- ビタミンB1は63.9mg含まれています。
- ビタミンB2は0.18mg含まれています。
- ビタミンB6は58.1mg含まれています。
特に、ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を助け、ビタミンB2は脂質のエネルギー代謝、ビタミンB6はたんぱく質の代謝をサポートする栄養素です。
また、ナイアシンは、三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質からエネルギーを作り出すために不可欠な栄養素です。
いずれもダイエット中には積極的に摂りたい栄養素です。
その他の栄養成分
その他の栄養成分の含有量が気になる方は、株式会社松治郎の舗のHP「栄養成分について」を覗いてみてください。ビーポーレンの成分表示などの詳細・分析結果が掲載されています。
ビーポーレンの食べ方
料理に使ったり飲み物に混ぜたりする食べ方が好まれていますが、そのまま食べることも出来ます。
味や香りが気になる場合は、何かに混ぜると食べやすくなります。
私はヨーグルトにトッピングして食べています。
ビーポーレンの食べ方(例)
- サラダに振りかけて食べる
- ヨーグルトと混ぜて食べる
- グラノーラと混ぜて食べる
- 紅茶やコーヒー、スムージーなどに入れて飲む
- ハチミツと混ぜて舐める
- (バター等と混ぜて)トーストやパンケーキに塗って食べる
香りや味は、どの花の花粉を作って作られたかによって異なります。
最初に味見をしてから相性のよい食べ方を見つけることをオススメします。
ビーポーレンの注意点
ビーポーレンの原料は、花の花粉とハチミツです。
人によってはアレルギーを引き起こす可能性がありますので、花粉やハチミツでアレルギー症状が出たことがある人は、ビーポーレンを避けることが賢明です。
これまでアレルギーを起こしたことがない人であっても、まずは、少量(数粒程度)から始めて、体調に変化がないことを確かめてから少しずつ摂取量を増やすことをおすすめします。
ビーポーレンと花粉症
ビーポーレンは花粉症対策としても知られる食材です。
私は元々健康食品のお店のお姉さんから「花粉症ならビーポーレンを試してみるといいよ」と言われて買いました。
ビーポーレンにはアレルゲンを除去または軽減する働きがあるそうです。
一般的に一度アレルギー症状を発症すると、発症していなかった状態に戻ることは難しいとされていますが、ビーポーレンには、そうしたアレルギー症状を除去/軽減した状態に近づけることができるのだそうです。
尚、ビーポーレンは、花粉症を引き起こすと言われる「風媒性花粉」とは全く別の分類で「虫(鳥)媒性花粉」のため、ビーポーレンを摂取したことによる花粉アレルギー症状は出ないと言われています。
参考コンテンツ
栄養成分のビーポーレン100g中の含有量につき、下記コンテンツを参考にしました。