ダイエットのためにウォギングをする方法と注意点

運動をすると中性脂肪が効率よく分解される

生活習慣病を予防または改善する上でウォーキングやジョギング、筋力トレーニングなどの運動をすることが大切だと言われています。

「コレステロールや中性脂肪の数値が高い」と医師から指摘された方も、食事療法や運動療法を勧められたことがあるのではないでしょうか?

運動には有酸素運動と無酸素運動がある

中性脂肪やコレステロールの数値の改善を狙ってすべき運動は、有酸素運動です。

なぜなら、有酸素運動は体脂肪をエネルギー源とするので、血中のLDLコレステロール・中性脂肪の減少が期待できるからです。

有酸素運動無酸素運動
特徴持久力が必要な運動瞬発力が必要な運動
負荷負荷は軽め負荷は強め
運動例ウォーキング
ジョギング
サイクリング
ヨガ
水泳
ダッシュ
腹筋
腕立て伏せ
スクワット
重量挙げ
運動のエネルギー源脂肪糖質
期待する効果生活習慣病の予防
ダイエット
筋肉増強
基礎代謝の向上

有酸素運動には燃焼材料として酸素が必要です。

「20分以上続けることで脂肪燃焼が効果的に起こる」と耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

中性脂肪やコレステロールの改善を目的にウォギングをする

ウォギング(ウォーギング)とは

ウォーキング(walking)とジョギング(jogging)から由来して出来た言葉です。

インターバルウォーキングとも言います。

ゆっくり歩くウォーキングの間に「笑顔を保っておしゃべりできる」程度のスピードでスロージョギング(※歩くのと同じ速さくらいで走る)を組み合わせて取り組みます。インターバルトレーニングの一種です。

スロージョギングの速度や時間は体調に合わせて調節して欲しいのですが、最初は散歩や「5分歩く→1分早歩きする→5分歩く→1分早歩きする」などから始めてもよいでしょう。

「走ってみようかな」と思っていても「苦しくて私には無理!」という方にこそウォーキングやスロージョギングはオススメです。

ウォギングに取り組む際の注意点

運動前後のストレッチ体操が大事

  • ウォギングに限らず、運動の前には必ず準備運動をしましょう。
    筋肉がほぐれ血行が良くなり、怪我の防止にも良いです。心臓にかかる負担も軽減します。
  • また、体に負担を残さないよう、運動後もストレッチで疲労回復を促しましょう。

ウォギングは姿勢が大事

  • 歩くときは胸をしっかりと開いて、肘を後ろに引き肩甲骨を意識して歩きましょう。
  • やや大股歩きを意識しましょう。

すぐに効果が表れなくてもコツコツ続けましょう

  • 運動の効果は、筋肉量の少ない人だと効果が出にくいことがあるそうです。
    筋トレを並行して行い、筋肉量も増やしていきましょう。
    (筋肉量が増えると基礎代謝が高まるので、太りにくくなります)

ウォギングの継続には、モチベーションの維持が一番大事

  • 「絶対続ける!」という人よりも「なるべく出来るだけ続ける」という人の方が長続きします。
    最初から無理をしすぎるとストレスが溜まってしまいます。
    「ちょっとキツイな」と感じたら無理をせず、コツコツと続けられる頻度やスピードで取り組みましょう。
  • 「エスカレーターを使わず階段を使う」「一駅前で電車を降りて歩く」などの習慣も良いでしょう。

痩せられないのは「自分に合ったダイエット法ではないから」かも?

ダイエット法には合う/合わないがある

「ダイエット成功者の食事法を真似したのに痩せない」 「効果なし」と思った方や、自分に合ったダイエット法か自信がない方・効率的にダイエットを進めたい方は、一度ダイエット遺伝子検査を受けてみてはいかがでしょうか?

多かれ少なかれ、人は誰でもそれぞれ遺伝子に少しの変異(異常や障害を示さない程度の遺伝子変異も含む)を数個持っています。(※遺伝子変異には、親から受け継ぐ先天的なものと生まれた後に起こる後天的なものとがあります。)

そのため、同じ栄養素を摂取したとしても、同じ運動をしたとしても、人により質的・量的に作用は異なります。

ダイエット遺伝子検査を受けると、遺伝子レベルで自分の肥満傾向が分かるため積極的に摂りたい食事や逆に摂らない方が良い食べ物を知ることができます。また、自分にとって効率の良い運動方法も分かるので、効率的にダイエット出来ます。

人との違いに悩む前に、一度遺伝子検査を受けてみませんか?