【NHK高校講座】栄養の補給・補完のために利用される保健機能食品たち

【NHK高校講座】栄養の補給・補完のために利用される保健機能食品たち

【NHK高校講座】糖質制限ダイエットと摂食障害(過食症・拒食症)栄養はしっかりとりながらダイエットに励もうの続きです。

健康をサポートする食品「保健機能食品」とは?

私たちの健康をサポートする食品のひとつが「保健機能食品」です。

保健機能食品には、次の3つがあり、どれも栄養成分の補給・補完のために利用される食品です。

  • 栄養機能食品
  • 特定保健用食品(トクホ)
  • 機能性表示食品

栄養機能食品

「栄養機能食品」は、カルシウムやビタミンなど、既に科学的根拠が確認された栄養成分が、定められた上・下限値の範囲内にある食品のことです。

特定保健用食品(トクホ)

「特定保健用食品(トクホ)」は、国が科学的根拠を審査した上で、許可が与えられる食品です。

こうした食品には「トクホ」のマークが表示されます。

このマークが、国が定めた安全性や有効性に関する基準などを満たし、特定の保健効果が期待できる食品だという証となるのです。

機能性表示食品

「機能性表示食品」とは、国や第3者による審査がなく、科学的根拠に基づいた機能性を届け出さえすれば、効果・効能は企業が自己責任で表示することができる食品のことです。

バランスのよい食事が大原則

こうした違いを理解して、賢く保健機能食品を利用しましょう!

栄養機能食品などはあくまでも栄養素を補うためのものであって、体に必要な栄養素はバランスのよい食事によって摂取するのが大原則です。

サプリメントなどは、あくまでも補助的な物。食事そのものが「バランスが良い」ものである必要がある、ということだけはしっかりと押さえておきましょう。

なお、本記事は、2022年10月21日放送のNHK教育「NHK高校講座」の「【家庭総合】からだは食べものでできている ~食べたものはどんな働きをする?~」を参考に書きました。

番組情報

番組名NHK高校講座
放送局NHK教育
放送日時2022年10月21日10時00分~
出演者りゅうちぇる、高沢 英、小林ジュリアン他
講師・監修木村裕美先生(東京都立駒場高等学校)

痩せられないのは「自分に合ったダイエット法ではないから」かも?

ダイエット法には合う/合わないがある

「ダイエット成功者の食事法を真似したのに痩せない」 「効果なし」と思った方や、自分に合ったダイエット法か自信がない方・効率的にダイエットを進めたい方は、一度ダイエット遺伝子検査を受けてみてはいかがでしょうか?

多かれ少なかれ、人は誰でもそれぞれ遺伝子に少しの変異(異常や障害を示さない程度の遺伝子変異も含む)を数個持っています。(※遺伝子変異には、親から受け継ぐ先天的なものと生まれた後に起こる後天的なものとがあります。)

そのため、同じ栄養素を摂取したとしても、同じ運動をしたとしても、人により質的・量的に作用は異なります。

ダイエット遺伝子検査を受けると、遺伝子レベルで自分の肥満傾向が分かるため積極的に摂りたい食事や逆に摂らない方が良い食べ物を知ることができます。また、自分にとって効率の良い運動方法も分かるので、効率的にダイエット出来ます。

人との違いに悩む前に、一度遺伝子検査を受けてみませんか?