体重計に乗ったら、体内年齢が実年齢をかなり上回っていました。なんとプラス10歳!
悔しかったので、「体内年齢は何で決まるのか」と共に「体内年齢を実年齢以下に戻すにはどう対策したら良いか」を調べて早速実践してみることにしました。
ショック!体内年齢が実年齢より10才も老けてる!!
体内年齢とは
体内年齢は、基礎代謝などをもとに算出した体の状態を表す年齢です。
体重計によっては「体年齢」などと表記されることもあります。
基礎代謝とは
基礎代謝の意味
基礎代謝とは、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことです。
具体的には、心拍や呼吸・体温の維持など生命維持活動に必要なエネルギーのことを指します。
もっと言うと、安静時(じっとしているとき)でも消費するカロリーのことです。
基礎代謝は、1日の総消費エネルギーの約60%を占めています。
一般的に、基礎代謝は加齢によって減っていくと言われています。
なぜなら、高齢になるほど筋肉量が減っていくからです。
基礎代謝の計算方法
基礎代謝量は年齢や性別が同じであれば、体の表面積にほぼ比例します。
おおよその基礎代謝は、身長と体重、性別、年齢から計算出来ます。
==> CASIO高精度計算サイト ke!san「基礎代謝量」
体組成計ではさらに精密に基礎代謝量を算出しています。
具体的には、体組成計では、予め入力した情報(性別・身長・生年月日)に、実際の計測値(体重と体の電気抵抗値など)から体脂肪率や骨格筋率などを算出して加味し、総合的に基礎代謝量を判定しています。
身長と体重が同じでも、脂肪の多い/少ないで、からだの電気抵抗値が違うので、詳しく基礎代謝量を割り出せるのです。
- 脂肪の多い人(筋肉の少ない人)・・・電気抵抗値が大きい
- 脂肪の少ない人(筋肉の多い人)・・・電気抵抗値が小さい
一般的には、基礎代謝が高い人は筋肉量が多いと言われています。
同じ年代でも、鍛えられたアスリートは一般の人よりも基礎代謝量が多くなります。
私の場合、基礎代謝「少ない」
前述の通り、体内年齢は、基礎代謝をもとに算出した体の状態を表す年齢です。
私が体組成計に乗った時の結果は、
- 基礎代謝の項目で「少ない」
- 筋肉量は「標準」
- 体脂肪率は35.0%で「軽肥満」
で、基礎代謝が体内年齢を上げる原因になっているんだろうな・・・と簡単に想像できました。
これが、以前と同じ生活習慣でもどんどん体形が崩れていく原因だったのですね。
体脂肪率の高さも気になります。
体内年齢を若く保つには基礎代謝を上げる
前述の通り、体内年齢は、基礎代謝をもとに算出した体の状態を表す年齢です。
ということは、基礎代謝を標準以上に上げれば、体内年齢は実年齢以下になるのでしょう。
体内年齢を若く保つには基礎代謝を上げることが大事になってきます。
基礎代謝を上げる為にはどうしたらよいのか
筋トレ
基礎代謝を上げる近道は筋肉量を増やすトレーニングをすることです。
まずは、無理のない範囲で、まずはスクワットなどの筋トレを1日10回程度の1~3セットから始めてみましょう。
筋トレをして筋肉をつけると、ボディラインが引き締まった体を作れるだけでなく、痩せやすく太りにくい身体になります。
タンパク質を多く含む食事
筋トレを頑張っても、筋肉のもととなる栄養素が不足したら筋肉量は増えません。
筋肉をつくるもととなるタンパク質を多く含む食材を積極的に摂りましょう。
タンパク質は肉や魚、大豆製品などに多く含まれています。
食事からの摂取が不十分なら、プロテインを飲むのも良いでしょう。
明らかに数値がおかしいときは測り方の問題かも?
「測る度に大きく変動するなぁ」と不思議に思っている方へ
測る度に体内年齢が変動している場合、体重計や体組成計が壊れたのではなく、測り方の問題かもしれません。
正しく測るためには、体重計や体組成計には、毎日同じ時間に同じ条件で計測することが大切です。