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【それって実際どうなの課】秋の味覚を食べ続けると太るのか?【秋の味覚ダイエット】

ダイエット(食事)
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【それって実際どうなの課】秋の味覚を食べ続けると太るのか?【秋の味覚ダイエット】

本記事は、2022年10月5日放送の日本テレビ系列「それって!?実際どうなの課」内のコーナー「食欲の秋到来!秋の味覚は実際太るのか?太らないのか?」を参考に書いています。

番組では「秋が旬の食材は高カロリーのものが少なく、食欲のままに食べても太らない」という噂を検証。

秋の味覚ダイエットの効果をチャンカワイさんが検証しました。

番組情報

番組名それって!?実際どうなの課
放送局日本テレビ系列
放送日時2022年10月5日23時59分~
レギュラー出演者生瀬勝久、博多華丸、博多大吉、森川葵、大島美幸(森三中)
その他出演者チャンカワイ(Wエンジン)、JP他
秋の味覚ダイエットの専門家笠岡誠一教授(文教大学)

なぜ「食欲の秋」と呼ばれるのか

文教大学・笠岡誠一教授にそもそも食欲の秋の由来・科学的な説明について伺ってみました。

  • 秋になると日照時間が短くなって、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量が減るから。
    (減ったセロトニンを補うためには食事で多くの栄養素を取り入れるのが手っ取り早い!という事で自然と食欲が増す)
  • 夏バテで落ちた食欲からの回復期でつい食べ過ぎてしまうから。
  • 冬に向かって気温が下がっていくので、食べて体温を上げようとする反応が起きるから。
    (多くの物を食べてエネルギーを発散させることにより身体を温めようとする動きが活発化する)

食料が手に入りづらくなる冬に向けて栄養を蓄えようとするのは生物にとっては自然な事のなのです。

秋の味覚ダイエットとは

「秋が旬の食材は高カロリーのものが少なく、食欲のままに食べても太らない?」

笠岡誠一教授曰く、「食欲の秋は太る、食材が悪い、と思われがちですけど、食べ物側は全く悪くないと思っています」

事実、秋の味覚といわれる食材には太りにくそうなものも多いです。

「じゃあ、秋の食材だったら、食欲のままに、思いっきり食べても太らないのか?」との質問に、笠岡誠一教授は、「そんなに沢山食べるようなことはしたことないですし、そんな論文も見たことがないです。大量に食べた研究とか結果があれば見てみたいです」

ということで、実際のところ、秋の味覚のみを腹いっぱい食べると太るのか?どうなのか?

秋の味覚ダイエットの効果を検証するのが今回の「それって!?実際どうなの課」の企画です。

秋の味覚ダイエット検証ルール

今回の検証のルールは以下の通りです。

  • 検証は3日間
  • 12種類の秋の味覚から1日につき1種類選んで食べまくる
    (栗、鮭、梨、きのこ、かぼちゃ、ゴボウ、サツマイモ、ナス、サンマ、ぶどう、柿、リンゴ)
  • 摂取カロリーは1日3000kcal以上
  • 翌日体重を測定

秋の味覚ダイエット検証1日目(サンマ)

(検証実施前の)計測

体重93.7kg

まず1日目に選んだのはサンマ。

サンマに含まれるビタミンB2には脂肪燃焼があると言われていて、含まれる脂肪は不飽和脂肪酸で血中脂肪を減少させる効果もあります。

サンマだけで3000kcal以上を摂る必要があるので、朝食はサンマの塩焼き5尾。

チャンカワイさん「魚群やん」

総重量0.5kg、カロリー1500kcal。脂がのっているのでカロリーはやはり高め。

脂が乗ったサンマを前にチャンカワイさんは「太るんちゃうん?」と、心配そうな表情を浮かべていました。

食べるペースはわずか5分で2尾を平らげるハイペースで、「(お腹の膨れ具合は)全然っすわ。食べれば食べるほどお腹空くような感じになってる」

そのわずか3時間後には昼食として、同じサンマ塩焼き5尾が再度食卓へ。

チャンカワイさん「ようこそいらっしゃいました♪」

お昼は大根おろし+しょう油の味変。

3尾食べ切った所で「意外と膨れて来たな。塩気っていうのもあるのかもな。辛味を捉える力が強くなってきた」とのこと。

塩焼きなので塩辛さが徐々に気になり出しているようですが、無事に完食しました。

チャン「パンパンだこれ。”脂っこいなぁ””しつこいなぁ”は全然なくて、さっぱり寄りかもしれません。太るとは思えないかも。」

4時間後には夕食としてサンマ5尾がカムバック。

この日の14尾目を平らげて、残り1尾となった所で急ブレーキ。

チャン「お腹いっぱいだね…一匹が大きいわぁ…消化に時間かかんのかな?魚の脂って。」

やや苦しみながらも何とか最後の1尾を食べ終えて1日目のノルマクリア。

サンマ15尾、総重量1.5kg、カロリーは約4500kcalでした。

秋の味覚ダイエット検証2日目(サツマイモ)

朝の体調をチャンカワイさんに聞いてみると、「ずっと胃にもたれてくる…太っちまってると思います」

計測

1日目(検証前)2日目
体重93.7kg94.8kg (前日比プラス1.1kg)

チャンカワイさん「うわ太るね!?秋によって食欲をかきたてられてる。旬を食べ過ぎたらこうなると。やってみないと分からんぞこれ」

2日目の食材に選んだ秋の味覚は「サツマイモ」。

朝食として運ばれて来たのは焼き芋(紅はるか・糖度約30度)2本でした。

総重量0.6kg、カロリーは約1000kcal。

チャンカワイさん「穀物って太ってしまうイメージある」

サツマイモは主食になるぐらいに糖質が含まれてはいますが、その一方で食物繊維、ビタミンも豊富に含まれているので炭水化物の中では太らないという説もあります。

ちなみに、皮ごと食べる派のチャンカワイですが、皮にはヤラピンと呼ばれる成分が含まれていて食物繊維と一緒に摂る事で整腸効果が期待できるそうなのでこの食べ方は理想的。

また、皮の成分がお腹に溜まるガスを分解してくれるので、オナラが出にくくなるという効果もあるそうです。

食後のチャンカワイさん曰く「パンパンやな。しっかりいただいたので…寝る」

いつものように何もせずただソファで惰眠を貪り、3時間後には昼食として再び焼き芋がカムバック。

1本食べた所で「お腹いっぱいだなぁ…」と漏らしながら2本目はゆっくり時間をかけて完食。

チャン「お腹パンパンだけど苦しさが無いかも。バランスの取れた食事なのかもしれない」

そこから4時間後に迎えた夕食でもやっぱり焼き芋2本を平らげて2日目のノルマ完了です。

(焼き芋6本、総重量約1.8kg、約3000kcal)

チャンカワイさん「こんなお腹いっぱいなのに気持ちいいって、色んなもの食べて来た中でトップクラスで心地いいです。うん」「贅沢な一日でした。ただこのパンチ力、口当たり…太るかも。甘いもん(笑)」

秋の味覚ダイエット検証3日目(鮭)

朝の調子をチャンカワイさんに問うと「サツマイモパワーかな?すっごい元気。快腸です」

お通じも良くて体調は万全の様子です。

計測

1日目(検証前)2日目3日目
体重93.7kg94.8kg 92.6kg (前日比マイナス2.2kg)

サンマで増えてサツマイモでドカンと落ちて一勝一敗。

3日目に選んだ食材は鮭。

サンマの雪辱は同じ魚の鮭に晴らしてもらおうということだそうです。

鮭は、高タンパクで、代謝に必要なビタミンB群も多く含まれるのでダイエットに効果的とも言われています。

朝食として運ばれて来たのは鮭とキノコのホイル焼きでした。

総重量0.7kg、カロリーは約1000kcal。ペロッと平らげました。

昼食は、メニューが変わって鮭とキノコのバターソテー。

総重量0.8kg、カロリーは約1500kcal。

お腹はしっかり膨れるものの食べる手がほぼ止まらず、完食しました。

そして夕食。この検証最後の食事を迎えますがやって来たのは鮭のちゃんちゃん焼きでした。

総重量1.5kg、カロリーは約1700kcal。

味噌味も手伝って順調な食べっぷりのチャンカワイさん。総重量3kg、4200kcalの鮭+キノコを食べ切って検証最終日も終了しました。

秋の味覚ダイエット検証終了

最終計測

1日目(検証前)2日目3日目最終計測
体重93.7kg94.8kg 92.6kg94.5kg (初日比プラス0.8kg)

チャンカワイさん「増えるねぇ!増えるねぇ!検証前の体重より増えて終わってる。食欲の秋っすね」

  • サツマイモで2.2kg減
  • サンマで1.1kg増
  • 鮭で1.9kg増

笠岡誠一教授の見解「炭水化物を適度に摂ることが大事」

「炭水化物を適度に摂ることの大事さが証明されたんじゃないかとも思いますね。魚は良いと言われてますけど、食事はタンパク質、炭水化物、脂質のバランスが大事ですから、ある程度炭水化物がないと食べた物を上手く体内で利用できません。タンパク質、脂質が多い魚だけ食べたのはやっぱり良くなかったのかなと思いました」

「一方でサツマイモって主成分が炭水化物なんですよ。炭水化物の中にもっと体に良い食物繊維が含まれてますんでサツマイモの場合は食物繊維が結構な量ありますから腸活にもいいしダイエット効果も得られると考えています」

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