【苦瓜ダイエット】食卓に苦瓜(ゴーヤ)を追加して痩せる
苦瓜ダイエットとは
苦瓜(ゴーヤ)ダイエットとは、食卓に一品、苦瓜(ゴーヤ)を追加するダイエットです。
置き換えダイエットや食事制限系のダイエットとは異なり、普段の食事に苦瓜(ゴーヤ)をプラスする方法で行うダイエットです。
空腹やストレスなどによるダイエット挫折の心配が少ないダイエット方法と言えます。
※尚、芸人の芸人のちなていさん(危険物てぃらてぃら)は、三食すべて苦瓜(ゴーヤ)のみを食べて75kgから45kgへと30kgのダイエットに成功して後天的に「痩せの大食い」体質を獲得しましたが、これは運が良かっただけのこと。TVでも「(単一食材の)極端な過剰摂取は体に悪影響を及ぼす危険があるため、絶対にマネしないように」と注意喚起がなされていましたので、苦瓜(ゴーヤ)だけに偏らずバランスの良い食事を心がけて健康的に痩せましょう。
苦瓜(ゴーヤ)のカロリーと糖質量
生の場合、苦瓜(ゴーヤ)のカロリーは可食部100gあたり17kcalです。
糖質量は(炭水化物-食物繊維で求められるので3.9-2.6で)可食部100gあたり1.3gです。
苦瓜(ゴーヤ)はカロリーも糖質量も低いため、たくさん食べても太りにくいという特徴があります。
苦瓜(ゴーヤ)のダイエット効果「なぜ苦瓜(ゴーヤ)で痩せることが出来るのか」
ゴーヤの有効成分の中でも特に注目したいのは「チャランチン」と「モモルデシン」です。
- チャランチン
- モモルデシン
- リノレン酸
- カリウム
- ビタミンC
チャランチン
チャランチンは脂溶性のたんぱく質で「植物インスリン」とも呼ばれており、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の分泌を促します。
さらに、チャランチンの優れているところは、インスリンだけでなくグルカゴン(血糖値を上げるホルモン)にも作用する点です。
そのため、チャランチンのおかげで、血糖値を上げ過ぎず、下げ過ぎず、ちょうどよい具合にとどめることが出来ます。
血糖値の急上昇を防いでインスリンが過剰に分泌されるのを抑えることで、食べても脂肪がつきにくくなります。
モモルデシン
モモルデシンは、苦瓜(ゴーヤ)特有の苦み成分です。
モモルデシンには、肝機能を高める作用、血糖値の降下作用、コレステロールの低下作用、血圧のコントロール作用があります。
リノレン酸
苦瓜(ゴーヤ)の綿や種には、(体内で共役リノール酸に変わる)リノレン酸という成分が豊富に含まれます。
共役リノール酸は、リパーゼを働かせ、体脂肪の分解(脂肪燃焼)を促進する効果があるダイエットに嬉しい成分です。
体脂肪の燃焼を促進する他にも、摂取した食べ物に含まれる脂肪が体脂肪に合成されるのを防ぐ効果があります。
カリウム
生の場合、苦瓜(ゴーヤ)には可食部100gあたり260㎎のカリウムを含んでいます。
カリウムには体内の余分な塩分や水分を排出する働きがあるため、むくみの予防や改善に効果的です。
※むくみを放置していると血流が悪くなり、代謝が下がってしまい、痩せにくい体になります。
ビタミンC
生の場合、苦瓜(ゴーヤ)には可食部100gあたり76㎎のビタミンCを含んでいます。
ビタミンCには細胞の代謝を高めることで余分なエネルギーの蓄積を防ぐ作用がありますので、ダイエットにも役立ちます。
また、鉄分の吸収率を上げる作用もあるため、ダイエット中には積極的に摂りたい栄養素です。
苦瓜(ゴーヤ)ダイエットの基本のやり方
苦瓜(ゴーヤ)ダイエットの基本的なやり方は、食事の時に苦瓜(ゴーヤ)を使った料理を一品加える方法です。
苦瓜(ゴーヤ)単体のみを摂るのではなく、食事の中でゴーヤを摂ります。
普段の食卓に一品プラスするスタイルのダイエット法なので、食事制限などの必要は特にありません。
一品プラスする苦瓜(ゴーヤ)料理は、ゴーヤチャンプルがオススメです。
ゴーヤチャンプルには豚肉や豆腐などたんぱく質が豊富に含まれており、筋肉を作ったり維持したりするのに役立ちます。
苦瓜(ゴーヤ)茶ダイエット
苦瓜(ゴーヤ)そのものを乾燥させたものを煎じて飲む、ゴーヤ茶をダイエットに活用するのもオススメです。
(ゴーヤ茶は苦瓜(ゴーヤ)の葉を茶葉にしているのではなく、実をお茶にして飲みます)
お茶として飲んだ後も、実の部分は使えますので、捨てずに料理に活用してみましょう。
苦瓜(ゴーヤ)の選び方
苦瓜(ゴーヤ)ダイエットをするなら、緑色が濃くイボが小さく密集しているものがオススメです。苦味が強いです。
(※苦味が強い方が有効成分も豊富ですが、苦味が苦手な方は、逆に、色が淡くイボが大きいものを敢えて選ぶのも良いかもしれません)
- 緑色が濃いものを選ぶ
- イボが小さく密集しているものを選ぶ
- サイズが大きすぎないものを選ぶ
緑色が濃いものを選ぶ
苦瓜(ゴーヤ)は緑色が濃い方が新鮮で栄養価が高いと言われています。
苦みも、緑色が濃い物の方が強い傾向にあります。
イボが小さく密集しているものを選ぶ
新鮮なゴーヤのイボは小さく、密集していますので、イボが小さいものを選びましょう。
サイズが大きすぎないものを選ぶ
大きいゴーヤは成長しすぎていて、苦味や旨味が薄くなっていますので、程よい大きさの物を選びましょう。
苦瓜(ゴーヤ)のサプリメント
苦瓜(ゴーヤ)の苦味が苦手な方はサプリメントで補う方法もあります。
たとえば、「糖素減」は、苦瓜(ゴーヤ)丸々1本を1粒に凝縮してまとめたサプリメントです。
参考コンテンツ
本記事は下記コンテンツを参考に書きました。
- 特選街web「【ゴーヤの栄養】苦いほど有効成分たっぷり！ダイエットに効果的なゴーヤジュースの作り方」
- 第2章 日本食品標準成分表 PDF（日本語版） -文部科学省
※苦瓜(ゴーヤ)は「にがうり」で表記されています。
