箸置きダイエット
箸置きダイエットは「痩せたいけれどきついダイエットは続かない」「無理な食事制限をしないで健康的に痩せたい」という方におすすめのダイエット方法です。
こちらの本では、ダイエットのために、健康のために、よく噛むことがいかに大事か書かれています。
箸置きダイエットのやり方
- 食べ物を一口、口に入れたら、箸置きの上に箸を置きます。
- 箸を置いたら、口の中の食べ物をゆっくりと噛みます。30回以上噛むのがおすすめです。
- 一口分を飲みこんだら、次の一口分を口に入れて、を繰り返し続けます。
一口分を30回噛んでから飲み込むようにして食べると、いつもの食事量を食べきれない方もいらっしゃいます。
早食いが習慣になっている方は、口の中にまだ食べ物が入っていてもすぐ次の食べ物を入れてしまうなど、最初は取り組むのが難しいかもしれません。
箸置きダイエットのメリット
食べ過ぎの防止
ゆっくりしっかり噛んで食べることは、早食いや食べ過ぎを防止します。
食べ物をよく噛むことで満腹中枢を刺激し、少ない食事量でも満腹感が得られます。
体への負担がない
箸置きダイエットは、無理な運動や食事制限もなく、本来すべき正しい食べ方をするだけのダイエット法のため、体には無理がかかりません。
それどころか、よく噛むと、胃腸にかかる負担が減るため、活発に胃腸が動き便秘になりにくくなるので、ダイエットの大敵である便秘を防ぐことが出来ます。
特別な道具が必要ない
家にある箸置きを使うだけなので、費用はかかりません。
持っていない人も、箸置きを用意するだけで取り組めるダイエットのため、低価格で始められます。
食事内容はいつも通りでOK
食事メニューは変えなくても良いですが、より効果を求めるなら野菜を先に食べる等の工夫を取り込んでみてもよいかもしれません。野菜は食物繊維が豊富で、先に食べると満腹になりやすいです。
箸置きダイエットのデメリット
習慣化する前に諦めてしまう
今まで早食いが習慣になっている方は特に苦痛に感じやすく、習慣になるまで続けられない可能性もあります。
まずは3日間を目標に続けて、3日間から1週間、1週間を1ヶ月と、徐々に目標を伸ばし、ゆっくりしっかり噛むことをきちんと習慣づけましょう!
箸置きダイエットをおすすめしたい方
食事を食べるスピードが早すぎる方
食べ過ぎてしまいやすい人は、早食いになっていることが多いです。
満腹中枢が満腹サインを感じるまでに食事を終えてしまっているため、一食当たりの量が多くなりがちだったり、食べ終わった後も満腹を感じられず、間食をしてしまいがちです。
一口食べて噛み終わるまで箸を箸置きにおくようにすると、食事の時間が自然に長くなりますので、満腹中枢が働く頃には(いつもより少量の食事でも)満腹を感じやすくなり、無理せずにダイエットできます。
箸置きダイエット継続のポイント:箸置き選び
まずはやる気がでる箸置きを選んでみることから始めましょう。
陶器製の箸置き
箸置きの中でも最も一般的な素材です。 質感がやわらかく、表面に美しい光沢があります。
水に強いため洗いやすく、お手入れがしやすいですが、脆いため扱いには注意が必要です。
木製の箸置き
木のぬくもりを感じるデザインが特徴です。
軽量で扱いやすく、落としても割れる心配が少ないため、小さなお子様がいる家庭での使用におすすめです。
金属製の箸置き
他の素材に比べ重量があるため安定感が高く、箸の転がりをしっかりと防ぎます。
耐久性にも優れているため、長期間使用できます。
ガラス製の箸置き
耐久性が高く、食材の色や匂いが移りにくいのが特徴です。
水にも強いため、汚れがついても丸洗いができます。