食後ヨーグルトダイエットについてお探しですか?
ヨーグルトに豊富に含まれる乳酸菌のなかには、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を低下させる働きを持つものもあります。私は、朝食の最後にヨーグルトを食べています。
【食後ヨーグルトダイエット】食後にヨーグルトを食べて悪玉コレステロールを下げる
乳酸菌とは
オリゴ糖などの糖を利用して、乳酸ををつくりだす細菌の総称です。
乳酸菌は、善玉菌(人に有益な働きをする腸内細菌)の代表格です。
乳酸菌の中には、コレステロール値の上昇を抑制し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を低下させる働きを持つものもあります。
コレステロールに関連する乳酸菌には、「ガセリ菌SP株」や「クレモリス菌FC」株などがあります。
これらの乳酸菌が含まれているヨーグルトを食べることで、コレステロールのバランスをコントロールすることができます。
乳酸菌の主な働き
- 腸内環境を良好なバランスに保ち、消化を促進し便通を整える
- 乳酸発酵により、カルシウムなどの消化吸収を促す
- 一部の乳酸菌は、中性脂肪やコレステロールの減少などを促す
腸内環境を良好なバランスに保ち、消化を促進し便通を整える
腸内環境が整うと便通が整い、老廃物や有害物質の排泄が促進されます。
乳酸発酵により、カルシウムなどの消化吸収を促す
ヨーグルトにはカルシウムが豊富に含まれています。
さらに、乳酸と結びつくことで乳酸カルシウムとなり、吸収されやすくなります。
一部の乳酸菌は、中性脂肪やコレステロールの減少などを促す
たとえば、Pediococcus acidilactici (ペディオコッカス・アシディラクティシ) R037株には、血中中性脂肪の低減効果があります。
ヨーグルトを食べるのに適した時間帯は、食事の後
- 空腹時にヨーグルトを食べることは避ける
- 食後30分以内に食べる
- 毎日食べる
空腹時にヨーグルトを食べることは避ける
何故空腹時にヨーグルトを食べるのがいけないかというと、乳酸菌の中には、胃酸の影響で腸に届く前に死んでしまうものがあるからです。
胃酸に殺されやすい空腹時は避けましょう。
食後30分以内に食べる
生きたまま腸に乳酸菌を届けるため、胃酸が薄まる食後に摂取するようにしましょう。
食後30分以内が目安です。
死んだ乳酸菌も腸内環境の整備に役立つ
生きたまま腸内に乳酸菌を届けることが大事ですが、体内で死滅した乳酸菌も、腸内の常在善玉菌のエサになる為、全くの無駄になるわけではありません。善玉菌を増やすのに貢献します。
毎日食べる
乳酸菌が常に腸内にいる状態にするために、毎日食べることがポイントになります。
たとえ少量でも、毎日継続して食べることでより健康的な体を維持することができます。
是非毎日摂取しましょう。
ヨーグルトの選び方
お悩みに合わせてヨーグルトを選びましょう
乳酸菌にはたくさんの種類があります。
もちろん味や値段を重視して購入するのもアリですが、
ご自身のお悩みや症状に合う乳酸菌が入ったヨーグルト選びや食べ方をすることが大切になってきます。
例えば、腸内環境を改善したいのであれば、プロバイオティクスヨーグルト(生きた乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を腸内に届ける)に併せてプレバイオティクス(オリゴ糖や食物繊維など、腸内改善に役立つ食べ物)を摂ると良いでしょう。
- 改善したいお悩みに合う乳酸菌が入ったヨーグルトを選びましょう
- 脂質が気になる方は、低脂肪タイプや脂肪分ゼロのヨーグルトを選びましょう
- 乳製品が苦手な方は、大豆由来の豆乳ヨーグルトを選択したり、サプリメントで補いましょう