塩味が増す “夢の食器” エレキソルト:なぜ電気で塩気を感じられるのか

塩味が増す “夢の食器” エレキソルト:なぜ電気で塩気を感じることが出来るのか

本投稿は投稿は、2022年9月14日(水)放送の「羽鳥慎一モーニングショー」内のコーナー「塩味が増す “夢の食器” エレキソルト」で紹介された内容を参考に投稿しています。

エレキソルトとは

エレキソルトとは、キリンHDと明治大学が3年半をかけて共同開発した、電気の力で減塩食の塩味を増すことができるハイテクな食器のことです。

エレキソルトには、減塩食品の塩味をおよそ1.5倍に増強させる独自の技術が搭載されています。

「エレキソルト -スプーン-」と「エレキソルト –椀-」の2種類があり、2023年中の商品化を目指しているそうです。

尚、エレキソルトは塩味を4段階で調節可能です。スイッチで電源を入れて好きな強度を選択した後、通常の食器と同じように使用することで、微弱な電流が食品に流れて効果を発揮する仕組みです。

エレキソルトの仕組み「電気味覚」

味蕾は口に入れた物の味を感じるセンサーのように働きますが、この味蕾に直接電気を与えると、味を変化させることが出来ます。

エレキソルトは、人体に影響しないごく微弱な電流を用いて疑似的に食品の味の感じ方を変化させる「電気味覚」の技術を活用して作られています。

エレキソルト開発背景:現代日本人は塩分を摂り過ぎている

そもそも、1日あたりの食塩摂取量の基準として、WHOは5g未満を推奨しています。

それに対し、20歳以上の日本人の食塩摂取量の平均値は10.1gと、WHOの基準のおよそ2倍。

日本人は塩をたくさん摂りすぎていると言われています。

また、約63%の人が減塩食に不満を抱えていると言います。

減塩しても美味しく食べることが出来ればクオリティオブライフの向上も見込めます。

減塩中の人が抱えている我慢を解消して、食事をより楽しむことを目的として開発されたのが「エレキソルト」です。

エレキソルト:なぜ電気で塩気を感じることが出来るのか

まず、通常時(電源がオフの時)、口の中では、食べ物の中の塩味の基となるナトリウムイオンが分散した状態です。

ここで、エレキソルトの電源をオンにすると、体に影響のない微弱な電流が流れます。

すると、電流に反応して、分散していたナトリウムイオンが集まり、舌に引き寄せられることで、少ない塩でも塩味を感じることができます。

エレキソルトの使用感

エレキソルト-椀-の重さは普通のお椀より(乾電池が入っている分)重いが、重さが負担になるほどではないとのことでした。

エレキソルトは2023年中に商品化

今後の展開について、キリンHDの佐藤愛さんによると、 「2023年中に家庭向けに商品化を目指す。さらに飲食店や病院など、医療施設向けに検討したい」とのことでした。

お値段は未定/未発表ですが、「お客様が手に取りやすい価格帯にします」だそうです。

商品化されれば、薄味ダイエットも楽々捗りますね!

痩せられないのは「自分に合ったダイエット法ではないから」かも?

ダイエット法には合う/合わないがある

「ダイエット成功者の食事法を真似したのに痩せない」 「効果なし」と思った方や、自分に合ったダイエット法か自信がない方・効率的にダイエットを進めたい方は、一度ダイエット遺伝子検査を受けてみてはいかがでしょうか?

多かれ少なかれ、人は誰でもそれぞれ遺伝子に少しの変異(異常や障害を示さない程度の遺伝子変異も含む)を数個持っています。(※遺伝子変異には、親から受け継ぐ先天的なものと生まれた後に起こる後天的なものとがあります。)

そのため、同じ栄養素を摂取したとしても、同じ運動をしたとしても、人により質的・量的に作用は異なります。

ダイエット遺伝子検査を受けると、遺伝子レベルで自分の肥満傾向が分かるため積極的に摂りたい食事や逆に摂らない方が良い食べ物を知ることができます。また、自分にとって効率の良い運動方法も分かるので、効率的にダイエット出来ます。

人との違いに悩む前に、一度遺伝子検査を受けてみませんか?