【ダイエット×野菜&果物】1日あたりの野菜&果物の摂取目安量は?
「野菜や果物をたくさん食べる人は健康状態が良い」という結果が多くの研究で発表されていますが、1日あたりの野菜・果物の摂取目安は、提唱団体によっても異なります。
たとえば、国連や「5 A DAY運動」の基準はそれぞれ以下の通りです。
提唱団体 | 1日あたりの野菜&果物の摂取目標量 |
---|---|
国連 (WHO/FAO) | 野菜と果物で400g |
日本の5 A DAY運動 | 野菜を1日350g以上、果物を1日200g |
国連の基準
野菜と果物で400g
WHO(世界保健機関)は、FAO(国連食糧農業機関)と共に、糖尿病・心疾患・がん・肥満予防のために、野菜と生の果物を合わせて、毎日少なくとも400g以上摂取することを推奨しています。※野菜についてはイモなどデンプン性野菜を除きます。
WHO勧告、野菜と果物で400g
2004年5月22日、ジュネーブで開かれていた国連のWHO(世界保健機構)は生活習慣病を引き起す『肥満』を予防するための『食事、運動、健康に関する世界戦略』を採択しました。
引用元:All About「WHO勧告、野菜と果物で400g」
ポイントは、「WHOやFAOは、野菜と果物を分けていないということ」。
野菜と果物との合計で400g以上の摂取を勧めています。
つまり、野菜が苦手な方は、生の果物だけでの400gでも代用可ということです。
調理が苦手な方や面倒くさがり屋さんな方は、皮をむくだけ(ミカン、バナナなど)、洗うだけ(イチゴ、ブドウなど)の果物でもOKなので手間いらずです。
5 A DAY運動の基準
野菜を1日350g以上、果物を1日200g(※日本の場合)
5 A DAY運動とは、野菜や果物を1日5皿を食べようという食生活改善運動のことです。
5 A DAY運動は、がんや生活習慣病の予防対策として1991年にアメリカで立ち上がり、世界30カ国以上で展開されており、WHO(世界保健機関)も協賛しています。
5 A DAY運動が提唱する野菜・果物の目標摂取量は、5 A DAY運動を推進する各国の食生活指針などに基づいており、国ごとに数値が異なります。
ちなみに、日本の5 A DAY運動では「野菜を1日5皿分(350g)以上、果物を1日200g食べること」を推奨しています。
尚、野菜350gというのは、野菜料理5皿(=1皿70g×5皿)で350gを目安としています。
野菜や果物を食べる回数や量を増やす工夫
料理を作る際には野菜を多めに入れて調理しましょう。
食卓に野菜が少ないなと思った時は、野菜スティックなどを加えたりするのも工夫の一つです。
また、朝食にバナナなどの果物を食べたり、シリアルやヨーグルトにイチゴやリンゴやブドウなどの果物を加えるのも良いでしょう。
参考コンテンツ
本コンテンツは下記コンテンツを参考に書きました。