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【ガリベンガーV】腸内環境と便秘:免疫力を高める腸活法

ダイエット(便秘解消)
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【ガリベンガーV】腸内環境と便秘:免疫力を高める腸活法

本記事は、2022年10月22日放送のテレビ朝日系列「謎解き戦士!ガリベンガ―V」の「腸内環境 徹底改善SP」を参考に書いています。

番組情報

番組名謎解き戦士!ガリベンガーV
放送局テレビ朝日系列
放送日時2022年10月22日18時30分~
出演者石原良純、菊池桃子
教官小峠英二(バイきんぐ)
特別講師新藏礼子先生

尚、「謎解き戦士!ガリベンガーV」人間とVtuberが仲良く学ぶ番組です。

新藏礼子先生とは

新藏礼子(しんくられいこ)先生は、東京大学の定量生命研究所の教授です。

医学博士でありながら東大で最先端の免疫学を研究されているスペシャリストです。

知っているようで知らない腸の謎

腸は免疫細胞が沢山集まる臓器

細菌などに対抗する免疫細胞が1番多く集まっている臓器はどこでしょう?

正解は腸!

実は腸には体内の免疫細胞の60%以上が集まっており、腸内環境を整えて腸を元気に保つことが健康に繋がるのです。

というわけで、今回のガリベンガ―Vでは、これからの季節に免疫力を高める腸活法を学びました。

第1章「腸と免疫の深~い関係」

腸について

腸は、口から入った食べ物の通り道で、小腸と大腸に分けられます。

  • 小腸・・・食べ物を消化・吸収する
  • 大腸・・・体内の不要なものを排泄する

体の奥の中で腸は、とぐろを巻いているんですけど、その腸は管なんですね。
その腸の管の中は、カラダの中でしょうか?外でしょうか?

正解は外なんです。
腸管の中は、体内の組織とは違う空間です。
カラダの外というと、皆、皮膚を思い浮かべるけれど、人体表面は皮膚と粘膜で覆われており、口からつながっている胃や腸なども全部外なのです。

腸は大腸、小腸を合わせてなんと約7m。

小腸の粘膜はひだ状になっていて、仮にそのひだを広げるとテニスコート1~1.5面分の面積になるといいます。

これに対して、石原良純さんが「木炭って小さい穴が無数にあって広げると表面積が非常に大きいというじゃないですか。あれと一緒?」とコメント。

新藏礼子先生は「おっしゃる通り!するどい」と返していました。

この通り、腸は、巨大な粘膜があるため、外敵が侵入しやすく、ウイルスなどが入ってきたら大変です。

腸にはウイルスが入ってきたとき身を守るための免疫細胞がいて、この免疫細胞が大切になってくるのです。

免疫細胞は体全体の60%以上が腸に固まっているといいます。

腸は体内最大の免疫臓器なのです。

腸についてのまとめ

  • 腸は外界と接しているため、ウイルスが侵入しやすい
  • 腸に免疫細胞の6割以上がある

免疫力を保つためには「腸活」が大切なのです。

腸内環境と便秘

腸内環境が悪化すると現れる症状が、年齢と共に悩まされる人が増えてくる便秘。

便秘になった場合の対処について出演者の皆さんが話してくれました。

  • Vtuberの鷹嶺ルイさんはお腹をのの字にさする
  • 石原良純さんは運動をしたりヨーグルトなどを食べる
  • 菊池桃子さんは日頃から野菜を多めに食べている

第2章「善玉菌と悪玉菌って何?」

腸内細菌「善玉菌」「悪玉菌」について

続いてのテーマは「善玉菌と悪玉菌」。

腸の中は多種多様な腸内細菌が集団を形成していて、1人あたり100種から1000種の腸内細菌が生息しています。

お花畑のように、色々な花、色々な腸内細菌がいるということで「腸内フローラ」と呼びます。

その中でも健康を守る菌を「善玉菌」と呼びます。

善玉菌・悪玉菌ってよく分からない未知な部分が多いのですが、一般的に言われているのは次の通りです。

  • 善玉菌・・・消化・吸収・代謝などを助ける
    (スムーズにお通じが出るように助けてくれる、脂肪も吸収してくれる、等色々な良いことが言われています)
  • 悪玉菌・・・カラダに悪影響のある物質を出す
  • 日和見菌・・・善玉菌・悪玉菌のどちらにも属さない腸内細菌

理想的な腸内細菌の割合

カラダの健康を保とうと思うと、腸内細菌のバランスがとても大切です。

3種類の腸内細菌の割合は、インターネットなどで調べると「善玉菌が2割、日和見菌は7割、悪玉菌が1割」が良い状態とされるが、それが本当かどうかは分かりません。

実は日和見菌が善玉菌・悪玉菌どっちかの見方をしている可能性があるからです。

善玉菌を優勢にして日和見菌を味方につけることがとても重要です。

簡単に言うと、腸内細菌も私たち人間と同じで社会を作っていて、お互いに影響を及ぼしながら、バランスを保って生きています。

その腸内細菌の関係がうまく行っていると、お通じも良いし、快食・快眠・快便でとても健康になるということです。

小峠英二さんがここで失礼な一言。「良純さんは石原家の悪玉菌ですよね」

それに対して石原良純さん、「それはまだ分からないな」「小峠さんは・・・ジャガイモ?」とユーモアで返してらっしゃいました。

「ジャガイモは関係ないでしょ!せめて菌で返してくださいよ!」と怒る小峠英二さんでした。

善玉菌・悪玉菌まとめ

  • 善玉菌はお腹の健康を守る
  • 腸内環境のバランスが健康に重要な影響を及ぼす

第3章「善玉菌は増やせる?」

善玉菌は増やせる

新藏礼子先生は、善玉菌に関する驚きのデータとして、(健康でも)年齢が進むと減っていくと紹介。

続けて「だけども、安心してください。善玉菌について増やす努力はできます!」と、新藏先生は解説されました。

善玉菌を増やすには善玉菌が好むエサを食べることが大切です。

善玉菌のエサとなるのは食物繊維、乳酸菌を含んだ食べ物や発酵食品でオススメは味噌や納豆など日本の伝統食は良いと紹介されました。

善玉菌の割合を増やす方法①

ヨーグルト・納豆など善玉菌を含む食べ物を食べる

特に発酵食品には、乳酸菌・麹菌・酵母菌などの善玉菌を豊富に含んでいます。

善玉菌の割合を増やす方法②

腸内に元々いる善玉菌のエサとなる食物繊維などを食べる

納豆やキムチは、善玉菌のエサとなる食物繊維も含んでいるため、善玉菌を増やすのに一石二鳥の食べ物なのです。

  • 納豆・・・納豆菌+食物繊維
  • キムチ・・・乳酸菌+食物繊維

新藏礼子先生が腸活におすすめする食べ物は、日本人のソウルフードぬか漬け。

  • ぬか漬け・・・乳酸菌(ぬか床)+食物繊維(野菜)

科学とかない時代から、日本人は昔から乳酸菌を食べていたんです。

菊池桃子さんは家でぬか漬けを作っていると話し、Vtuberの鷹嶺ルイさんもぬか漬けは一番好きな食べ物で、ぬか床を持っているなどと話しました。

季節のものを漬けることが大切で、今だったら、ミョウガやゴーヤなど、これからの季節は小かぶなんかが美味しいかな、と紹介されました。

一方でどうしても塩分が多く含まれているため、ぬか漬けの食べ過ぎには注意と説明がありました。

菊池桃子さんは「糠を洗い流しても乳酸菌は失われないか」と質問。

新藏礼子先生は、洗っても失われないと話した。洗っても洗っても最近は完全になくなりません。います。

特別授業「進化し続ける!腸活研究」

進化し続ける腸活研究:便移植療法

良い腸内細菌をお腹に飼っておきたいものですが、一旦腸内環境が悪くなりすぎたらどうしたら良いのでしょうか?

腸内環境を良くするために、あるものを移植して腸内環境を改善することが研究されています。
腸内細菌改善のため移植するものは何でしょう?

うんち

便移植というのですが、崩れた腸内細菌のバランスを整えるため健康な人の便(腸内フローラ)を移植する研究が進められているといいます。

健康な状態の人の腸内には良い菌が沢山いるはずなので、それを使って腸内環境を良くしよう、というわけです。

これはまだ臨床研究の段階です。

進化し続ける腸活研究:IgA抗体

さらに新藏礼子先生が現在取り組んでいる腸内環境改善の最前線について、紹介がありました。

善玉菌はそのままで、悪玉菌だけを狙い撃ちして増殖を抑え、腸から排出する免疫物質「IgA抗体」です。

「IgA抗体」は悪玉菌を識別し、悪玉菌だけに取り付いて増殖を抑制してくれるそうです。

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